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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

渋谷コワーキングスペースの四天王その2「co-ba」(コワーキングスペースあらし#4)

あっ、あっ、あらし~ コワーキングスペース、あ・ら・し~♪
というわけで、コワーキングスペースを自腹で利用してリポートする記事の4本目です。

さて、この連載を始めた動機は「コワーキングスペースなんて利用している人は、呼吸するように『ノマドノマド』と呟いている、シャラクサイ人間が多いに違いない。イケダハヤトも盛んにコワコワ言ってるし。コワーキングカフェ利用者をウォッチして馬鹿に……もとい己の視野を広げて皆さんにその真実を伝えないと!」という崇高かつゲスな気持ちに満ちあふれていました。

しかし! 3件近くコワーキングスペースを利用しましたが、私の迎撃目標のような人物は全く発見できませんでした。もしかしたら私のサーチ能力が低いのか? 私が思っているよりコワーキングスペースの利用者はマトモなのかもしれない(恐縮です!)。コワーキングスペースよりスターバックスの方がノマノマいぇ~ な人が多いのでは……と感じておりました。

と・こ・ろ・が! 今回ご紹介するコワーキングスペースであるco-ba(コーバ)は、私のそんな欲求を満たしてくれる場所でした。そんなわけで、アドレナリン★マックスハートでレポートしたいと思います。

(ヲチャーにとって)あの超大物も利用するスペース

co-baを知ったきっかけは、クラウドワークスで大炎上したり、秒速で有料メルマガを出して秒速で廃刊し、秒速で復刊したと思ったら秒速で再廃刊を果たし伝説を作った漢(おとこ)ミスターウメキ氏のホームグラウンドだからだ。彼に(こっそりと)会いたい! ウメキシャンが寄贈した古家具もみたい。そしてco-baはおそらく渋谷系コワーキングスペースでは一番の知名度なので、コワコワハンターとしては行かねばならぬ。ということで、渋谷にやってきました。

co-baは渋谷にあるとはいえ、前回紹介したLightningspotと同じく、最寄り出口は渋谷駅新南口。田舎っぺが考える渋谷にはございません。場所はLightningspotから歩いて3分ほどのところに、co-baはあります。
co-baは、会員専用のフロアーと誰でも使えるco-ba libraryと2つあります。ミスターウメキはどうやら、会員専用のフロアーにいるらしく、co-ba libraryしか使えない私は遭遇をあきらめました。
会員専用はフロアーは24時間使えますが、ライブラリーは営業時間が決まっているので利用者は注意しましょう。私は日曜日に訪れてそれを知り、空かないドアの前で呆然としました。
1日利用のドロップインは2000円。しかし、私が訪れた時はキャンペーンをやっており1000円で済みました。

co-ba libraryの入り口

四天王の城に潜入

co-baが入居しているビルに到着し、エレベーターに揺れながら、ヤシブ(=渋谷)の景色を見ながら「オレはようやく(エレベーターで)登りはじめたばかりだからな。このはてしなく遠いノマド坂をよ…」とぶつぶつ言っていると到着。
6階で降りるとco-baがありました。しかしドアが閉まっているので、ちょっと入りにくいのですが、ノマド坂を登り切るためにエイヤ! と開門。すると担当者の人が手前にいました。オイドンが「ド、ドロップインで使いたいズラ」と伝える。co-baは、土足厳禁のヤンキー仕様で、入り口で靴を抜いてスリッパに履き替えます。膝まであるブーツを履いている人は靴の置き場所に注意。
一般フロアーは、壁一面が棚になっており、本がいろいろと置いてあります。大きなテーブルが3つあり、そこに座って作業をします。自動販売機やウォーターサーバー、コーヒーメーカーといったモノはおいてないので、事前に飲み物を用意しておいたがほうが吉。

利用者の素敵な会話に耳ダンボ

私が来た時点で、利用者7人ほどいました。私の隣にいた男性・女性の2人は、co-baの常連らしく、管理人さんといろいろと世間話をしており、全く仕事をしていません。5時間ほどいましたが、この二人は9割世間話、1割パソコンに向かって何かをしている(おそらくFacebookとTwitter)という状態です。談話室滝沢は滅んでしまいましたが、コワーキングスペースに談話室スピリッツは生きているようです。てか、そんなに喋ってばかりじゃなくて、仕事しろ! と夏休みにだらだらしている子供をみるお母さんのような気持ちになりました。

そして、私の斜め前には、男性1・女性2人のグループがパソコンを広げて、ミーティングだか世間話だかよくわからない状態でした。「ホットヨガが~」「菜食主義が~」「ノマドが~」「会社勤めはダメだ~」と、私が考えていた偏見コワーキングスペース利用者の会話が、そこにありました。これだよこれ。「やったぜベイビー!」(主演:高橋和也)と叫びながらガッツポーズで立ち上がりそうになりました(AA略)。
その後、松任谷由実もビックリの勢いで彼らの会話を拝聴しておりましたが、まあ上っ滑りで上っ滑りで、

コワーキングのカフェテラスで
すべる会話あなたに くぎづけ
派手なキータイプで ころんで
(MacBookAirから)煙が舞い立つ♪

と歌いたくなりましたが、皆さんの迷惑なるのでぐっと我慢の子。やたらSFC、SFCと言ってましたが、スーパーファミコンがそんなに好きなのでしょうか。

他人との交流を求める人にお勧め

co-baの特徴は何か? と聞かれたら「他人とのコミュニケーション」と答えます。
ボロカスに書いているよう見えますが、他のコワーキングスペースと違って、見知らぬ人との交流難易度は低いです。すでに閉鎖的なコミュニティができていて、新参者は貢ぎ物をしないと顔につばを吐きかけられるかもしれませが、「ああ、オレも見知らぬ仲間と、凄いWebサービスを作りたい。そして一人で寂しいのをなんとかしたい」という人にはぴったりです。とりあえずco-baに行けば、知っている人とお喋りができる。これを魅力でしょう。
私が言ったときも、常連さんはみんなでたくさんのパンを買って仲良く食べていました。

しかし、それ以外にco-baの特色はありません。まず無線LANがまともに繋がらない。というか繋がってもすぐに切れます。他の利用者を見ていると、みなさんモバイルルーターをデスクに出し使っていて、笑ってしまいました。モバイルルーターがここまでデスクに並ぶコワーキングスペースなんてなんてないよ!
デスクも「味わいがある」ともいえますが「普通」。照明も薄暗く、イスも「普通」。全体の雰囲気はいいですが、実用的な観点から見ると、ファミレスで仕事をした方がはかどります。あ、ちなみにこの原稿はマクドナルドの狭いテーブルで書いていますが、座り心地はマクドナルドがいいですね。。

co-ba(ライブラリしか行ってないですが)は好きな人にたまらないところでしょう。しかし合わない人に平凡なコワーキングスペースです。会員専用フロアーは全然違うかもしれませんが。では、また次回!!

co-ba http://tsukuruba.com/co-ba/
電話:03-6811-7179
営業時間:co-ba:24時間365日 co-ba library:月~土 10:00~19:00(年末年始を除く)
住所:東京都渋谷区渋谷3-26-16 第5叶ビル 5F co-ba / 6F co-ba library

コワーキングスペースあらし バックナンバー
#1 オシャレで快適な秋葉原の「CSS Space」
#2 フレンドリー&開放感ある茅場町「Co-Edo」
#3 渋谷コワーキングスペースの四天王その1 「Lightningspot」
#4 渋谷コワーキングスペースの四天王その2 「co-ba」