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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

「バズったエントリーは書き手にとって危険」の巻

いつも鋭いエントリーを書いて惚れちゃいそうになるfut573さんのブログ「情報の海の漂流者」。ここの「彼らはSNSの「ファン」なのであって「あなたのブログ」のファンではない」を読んでいて頷いてしまった。一部引用すると……

このブログに急に人がやってくる状態というのは一見成功への第一歩のように見えるかもしれません。しかし実は破滅への第一歩として機能していることが結構多いなぁと僕は感じています。
なんていうか読者が急激に増えたことが一種の位打ちとして機能してしまい、ブログを安定して続けるためのバランスを崩すんですよ。

個人的には炎上状態に記録したアクセス数を自分の「実力」だと勘違いしてしまうとろくな事にはならないと思っています。

このケースは大変多い。今まで日々のアクセスがPV100で頑張っていたブログが、はてなブックマーク人気エントリーに取り上げられ、デイリーで1万PVを記録。ブログ主は「やったぜ!加トちゃん」と大喜び。ここまではいいが「また、みんなに注目されるエントリーを書いちゃるけん」という意識になってしまうが、結局うまくいかず、ブログ更新のストップ…… というパターンはよくある。

世の中には人がダメになっていく様を見る「没落ウォッチャー」という連中がいるんだけど、彼ら曰く「バズった後が本当の見所」らしい。注目され浮かれている様子、頑張って更新してもはてブ人気エントリーに取り上げられず落ち込み、ブログの内容も「人気が出る」ことを意識し、古参のファンは離れていく……様子がゾクゾクするらしい。なんてゲスな連中だ!

そんなわけで、ブログをやっていて注目されても、「こいつらは、テレビに取り上げられてやってきた一見さんだ。ウチの店で一番大切なのは常連さんだよ。ペッ、ペッ」と、頑固なラーメン屋の親父のような気持ちでやった方が幸せになれます。