Hagex-day info

紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

佐々木俊尚氏が編集長の「旅ラボ」でデマ手法を用いたレイアウト&掲載写真が間違った記事が掲載される

モザイク加工していますが※死体写真がでてくるので閲覧注意!

先日、女性蔑視系コピペエントリーを掲載した、佐々木俊尚氏が編集長の「旅ラボ」。この旅ラボさんが、またまたダメダメなエントリーをアップしていた。問題の記事はこちら。



・生きたまま、ガソリンを飲まされ、放火された少年。今、イスラエルで起きている恐ろしいコト
魚拓)→画像は私がモザイク加工にしました

パレスチナとイスラエルの悲惨な報復合戦について書かれたエントリーだけど、これにはヒドイ点が2つある。

1 ショッキングな子供たちの死体写真をトップに持ってきている
2 そしてその子供の写真はシリアの虐殺写真でありイスラエル・パレスチナと関係ない

まず1について。
デマ系エントリーの特徴として「ショッキングな写真をいきなり持ってくる」というスタイルがある。死体写真や屠殺写真をトップにあげて、読み手をビックリさせて思考停止にさせて、その後の内容の疑いを持たせなくするのだ。以前この日記でとりあげた、犬の虐殺写真や地震の死体写真デマはまさにそうだ。

虐待された犬の残酷写真が出回る!
デマに感動するFacebookユーザー

今回の旅ラボのエントリーもいきなり子供達の死体写真が説明もなくドドーンとアップされている。情報の扱い方を知らずPV乞食の素人ネットメディアなら、このような「褒められないファ★キンなレイアウト」でも仕方が無いな……と思えるが、この旅ラボの編集長は、ジャーナリストとして高名な佐々木俊尚氏が編集長をしている媒体なので驚きだ。

まあ、「イスラエル・パレスチナの悲惨さを伝えたい。例えデマ的な手法を使っても!!!」という旅ラボさんのアツイ想いがあるのなら、100万億兆歩譲ってまだ私も納得できる。
が、このトップに貼られている子供の死体写真は、イスラエル・パレスチナとは関係なく、シリアの内戦で殺害された子供達。恐らく「バニアスの虐殺」の被害者だと思われる。

関係ない国の写真をトップに持ってくるのは、明らかにダメだろ! しかもショッキング・デマ手法!!
旅ラボの記事の最後に
「世 界 と つ な が る 、M O V E す る - T A B I L A B O」
と書かれていますが、トップの写真と記事は全然繋がってないよ! もっと繋がりのある記事を書きましょう。

シリアの内戦は本当に酷い。旅ラボの写真を元にいろいろと調べた際に、「これでもか! これでもか!」と一般市民の虐殺写真がヒットした。だからこそ、ショッキングさを出すために、この写真が使われたことに怒りを感じるわけです。
佐々木俊尚氏は仕事をちゃんとやってください。

※追記
17時現在、旅ラボは修正コメントもなく、こっそりトップ画像を変更したようです。魚拓