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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

精力絶倫のウサギ魔人に追われる王道B級ホラー「バニー・ザ・キラー」(2015)

北欧といえばアホな映画が多いイメージがある。実はトロールが生きていた!でお馴染みの名作「トロール・ハンター」(2010年 ノルウェー)。ナチスは滅びていない! 月の裏側に逃げて地球への復讐を狙っていた!!「アイアン・スカイ」(2002年 フィンランド・ドイツ・オーストラリアの合作だけど)。冷凍されたナチスゾンビが蘇り学生を襲う!「処刑山 -デッド卐スノウ-」(2009年 ノルウェー)。ヒトラーを倒すためタイムスリップする熱血刑事のエピソード「KUNG FURY」(2015年 スウェーデン)などなど。それにしてもナチスもの多いな(笑)

さて、そんな北欧馬鹿映画界に殴り込みをかけた、衝撃の作品が「バニー・ザ・キラー」だ。フィンランドで作られたこの映画。タイトルの通り、悪い人に薬を打たれて「性欲魔人ウサギ」が誕生し、彼がひたすらいろいろな人を襲うだけの映画です。ちなみに、このウサギ魔人が「誰がどう見ても着ぐるみ」しかし、股間には警棒のようなブツがぶら下がっており、これを漫画太郎の漫画のようにブルンブルンと振りながら人を襲います。
エロシーンもありますが、それ以上に血が噴き出します!
あ、予告にちょっと入ってますが、無駄にキレイなフィンランドの映像があり「幻の湖」をちょっと思い出しましたw

現在、キネカ大森という映画館で、ホラー映画のお祭り「ホラー秘宝 2016」が開催されており、そこで上映しており鑑賞。王道なB級作品で、人が殺されるたびに笑いと拍手が起きるという素敵な環境でした。

とっても面白い映画だったのですが、かなりボンクラ度が高い作品なので、決して「ゴダールの作品が好き」といった高尚な映画ファンとは一緒に見ないことをお勧めします。あ、あと初めてのデートでもやめておいた方がよいですね。