テレビ東京で、2011年10月1日から2012年3月24日にかけて放送されていた情報バラエティ番組「ジョージ・ポットマンの平成史」。ライター速水健朗氏が、この番組のある回(2012年1月21日放送に放送されたThe 15th chapter「ラーメン屋右傾化史」か?)で企画、構成、出演を行ったにも関わらず、ギャラが一切払われていないことを、Twitterで暴露していた。
私も最近、某専門家と話しをする機会があったのだが、マスメディアから10社ほどインタビュー、取材を受けたが、ギャラを払ったのはたった3社だった……と愚痴っていた。
以下、速水健朗氏のツイートをまとめていますが、発端は大山顕氏のツイートなので、そちらも含めています。
今日もまた某テレビ番組の制作会社から出演依頼があったけど、ギャラ聞くと「えっ、お金ほしいの?」みたいな対応でしたよっと。きみらの業界はぼくに霞を食って生きていけというのか。
— 大山顕・新刊ショッピングモールから考える (@sohsai) 2015, 2月 18
「じゃあ、まあ、ギャラの件は検討しますんで、とりあえず打ち合わせお願いしていいですか」って。
— 大山顕・新刊ショッピングモールから考える (@sohsai) 2015, 2月 18
そのパターンで謝礼が出る確率、篠沢教授の正答率とどっこいどっこい。 RT @sohsai: 「じゃあ、まあ、ギャラの件は検討しますんで、とりあえず打ち合わせお願いしていいですか」って。
— 速水健朗 (@gotanda6) 2015, 2月 18
確率低くても篠沢教授ぐらい倍率高ければ賭ける気もおこるんですが… RT @gotanda6: そのパターンで謝礼が出る確率、篠沢教授の正答率とどっこいどっこい。 RT @sohsai: 「じゃあ、まあ、ギャラの件は検討しますんで、とりあえず打ち合わせお願いしていいですか」って。
— 大山顕・新刊ショッピングモールから考える (@sohsai) 2015, 2月 18
それでこっちが流石に切れて抗議したら、「直に謝罪したいから、つきましてはご足労願えますか」と返されたことすらある。一昨年の初詣で、その媒体つぶれろとお参りしたら、ほどなくして潰れた。神なかなかやるなって思った。
— 速水健朗 (@gotanda6) 2015, 2月 18
やっぱり腹立たしいな。打ち合わせの交通費と時給どころか、企画のプレゼンまでさせて、リサーチまでさせられた上でのノーギャラだった! 雑誌休刊くらいでは許せない!
— 速水健朗 (@gotanda6) 2015, 2月 18
ノーギャラの愚痴をいうなら、某放送局の○ョージ・ポットマンのなんたらは、企画、構成、出演、すべてやったのに、ギャラの話もないまま放送されたっけ。そもそも「ラーメンと愛国」のプロットのまんまの内容。DVDにすると言われたから、いやいやギャラくれといったら、その後連絡が途絶えた。
— 速水健朗 (@gotanda6) 2015, 2月 18
@gotanda6 DVD出てるね。
— 中山智・日本です (@yenma) 2015, 2月 18
@gotanda6 でもラーメンの回は入ってないや。
— 中山智・日本です (@yenma) 2015, 2月 18
@yenma さすがに、入ってたら怒ってるよ。
— 速水健朗 (@gotanda6) 2015, 2月 18
っていうか、自分はいろいろ忘れやすいからこの業界で仕事できてるんだな。そのぼったくり放送局を特集した雑誌の巻頭原稿で、その局をほめる原稿を書いたな。先々月くらいにw もうちょっと悪く書いておけばよかったぜ。
— 速水健朗 (@gotanda6) 2015, 2月 18
ぼったくり放送局を特集した雑誌とは、太田出版から出ている「ケトルVOL.22」。内容は面白かったけど、まさかこんな繋がりになるとは!
◆特集◆
テレビ東京が大好き!「最新コンテンツビジネスはテレビ東京に学べ」速水健朗
ノーギャラで結局こっち(フリーランス)が徹底抗戦できないのは、次にもっと大きい仕事を振るからみたいなことを提示されて、まあケンカするよりもそっちがいいかみたいな打算があるから。大抵、その大きい仕事は存在しませんが。
— 速水健朗 (@gotanda6) 2015, 2月 18
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