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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

トロール・ハンター(2010)


Aさんに教えてもらった映画「トロール・ハンター」を鑑賞。好き嫌いが分かれる作品だが(ネットのデマに騙される人は向いていないw)、個人的には腰が抜けるほどの面白い作品だった。
都内では13日金曜日までしか公開していないので、ボンクラ映画が好きな人は今から劇場に行った方がいい。

あらすじ
ノルウェーの学生3人がドキュメンタリーを作ることに。熊の密猟事件をテーマに、犯人とされる人間を追っていく。しかし、その人間は熊の密猟者ではなく、トロールを退治するハンターだったのだ(ババーン)

映画には「映像を取り扱うわが社に、差出人不明で280分以上の映像が送られてきた。……ある程度時間をカットしているが、映像に手は加えていない…」というナレーションから始まる。
「ブレアウィッチ」「クローバーフィールド」「パラノーマル・アクティビティ」といった、モキュメンタリーだ。

モキュメンタリーとは?
映画やテレビ番組のジャンルの1つで、架空の人物や団体、虚構の事件や出来事に基づいて作られるドキュメンタリー風表現手法である。モキュメンタリーは「モック(wikt:mock)」と、「ドキュメンタリー」のかばん語であり、「モックメンタリー」「モック・ドキュメンタリー」ともいう(Wikipediaより)

出だしが、糞映画「ノロイ」にそっくりだったので、「こりゃダメ映画だな」と思って鑑賞していたのだが、美しいノルウェーの景色とアホなことを大真面目にやっている姿が、ハートに突き刺さり、鑑賞後は…「こ、これは2012年の『私が見た映画で面白かったで賞』のトップ3に入るな…」と、コイーバをふかしながら思った次第。
この映画は真面目な描写とコメディ要素が非常に絶妙な具合で構成されている。ちょっとでも配分を間違えたら「一気に安っぽく」なってしまう危険性があるが、そのバランスが素晴らしく上手い。
演出も「お前ら、こういうシーンが好きなんだろう!」という愛を凄く感じる映画いです。

TRPGをやっている時から思っていたけど、なんでトロールって橋によくいるのかね?

公式サイト