昔から「消毒といえば塩素」という家訓なので、長年「ドメスト」を愛用していたんだけど、臭いがきついのが難点。そこで冷蔵庫の消毒用にアルコールスプレーを購入し、早速使ってみると。いやー、これが使ってみると凄い。何が大変なのかまとめてみると…
(1)利用しているとハイテンションに!
最初に使って驚いたのが、その匂い。どう嗅いでも、ウォッカの匂いです、ありがとうございました。
ウォッカ大好きなおいどんとしては、シュッシュッと霧状のアルコールがとっても気持ちいい。し、しかもですよ! これをクンクン嗅いでいると、なぜか気持がよくなって高揚してくる。まるで麻薬のようだ(よい子は真似しちゃだめだよ)。
(2)細菌を皆殺しだ
アルコールがなんで殺菌作用があるか、よくわからなかったけど、グーグル先生に聞いたら「アルコール殺菌効果」というページを教えてくれた。このページにきちんと殺菌の仕組みが書かれており、アルコールは「細胞膜の脂質の溶解で浸透性が高まり、タンパクや核酸を変性させ、菌を瞬時殺すことが出来ます」とのこと。純度が高いアルコールより、水である程度割った方が殺菌力が増す理由も書かれいる。
細胞膜を融解させ、タンパク質や核酸を変性させて殺すなんて、想像するだけでぞくぞくするぞ。ぜひ、「もやしもん」でその過程をリアルに描いてほしい。
(3)人体に無害だぞ(基本的に)
細胞を融解させるほどの、強力な薬品なのになぜか人体には無害。手に吹きつければ手の細菌は殲滅するけど、手が溶けるような深刻なダメージは与えない。製品によって、飲んでもなめてもOKだ。同じことをドメストでやると大変なことになるよ。
(4)なんだか…いい匂いDEATH
ドメストは作用も強烈だけど、臭いも強烈。一度使えばプールでおなじみの独特な塩素臭がたちこめる。その点、アルコールスプレーで消毒すると、ウォッカの匂いもするんだけど、スプレーをかけたところが、なぜかフルーティーないい匂いがしてくる。発酵か何かしているのか!(まあ原理は一緒なんだろうけど)
と、いうわけで、食中毒が増えるこの季節は、アルコールスプレーで殺菌しまくりましょう。
あ、アルコールスプレーの飛沫はフローリングを痛める危険性があるので、使うときは気をつけましょう。火に向けても噴射しないようにね。家が全焼しちゃうよ。