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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

ロバと王女 デジタルニューマスター版 (1970)


映画館で鑑賞。フランス映画。
シャルル・ペローの童話「ロバの皮」の映画化。遅刻したため、最初の王妃が死ぬシーンは見れずに残念。
ストーリー自体はよくあるおとぎ話。といってもよくあるおとぎ話が、結構無茶苦茶なことが多々あり、「ロバと王女」も現代人からみると結構トンデモだ。
王妃は遺言で「私より美しい人と再婚してください」といって死んでしまう。そこで王様は「妻より美しい女性は、娘しかおらんにゃ! コラ娘! 俺と結婚するだがや!」と言って、娘が困る近親相姦もの。
画面の美しさとそのアシッディさに、オジサンはやられました。カトリーヌ・ドヌーヴは馬面なので、個人的には好きじゃないんだけど、太陽や月、星のドレスのシーンは素晴らしい。また、赤の国の兵士の格好や、バラが喋るシーンは、とても印象的。
全体的におばちゃんファンシーなテイストのアイテムも多々でてくるが、それはそれで面白い映画でした(最後の演出は結構びっくりしたぞ。あれぞまさにフランスのエスプリか?)。
まあ、オイドンも二番館で知って二番館で見たからあんまり言えないけど「ロバと王女」に言及しているサイト・ブログがとっても少ない。同じテイストというか、似ているジャンルの映画、ティム・バートンの「チャーリーとチョコレート工場」。これは、自称「他人とは違う感性を持っている素敵な私」といった人種が、ブログで素敵、素晴らしい、デップ様サイコー と書いていたのに、「ロバと王女」のエントリーの少なさは何だ!(拳を振り上げて泣きながら)
結局、自称「他人とは違う(略)」はジョニー・デップティム・バートンといった記号しかみておらず、映画なんか見ていないんじゃないか?
そういえば、去年「チャーリーとチョコレート工場」を映画館で見に行った時(この映画の感想文も書いてないな)、自称「他人とは違う(略)」とおぼしき女がむかつく行為をしていたんだけど、それはまた後日書きます。はい。
勝手に映画評価 ★★★★☆(星4つ)


これは王様の台座なんだけど、どーみてもダサいぬいぐるみにしか見えません。ありがとうございました

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