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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

ハゲ子ちゃんの顔にメスが入る

みなさんは、「粉瘤」(ふんりゅう)という病気をご存じでしょうか? 皮脂や角質が皮膚内に溜まっていき、でっかいおできみたいなになる病気です。英語いうと「アテローム」というらしいです。「粉瘤」で画像検索をすると、食欲が減退する画像が多数ヒットするので、食事の量を減らしたい方はレッツ検索。

1年ほどまえに、右こめかみあたりに痼りを発見。痛くも・大きくもないので放っておいたら、どんどん成長していき、現在は幅1センチ以上に大成長! サボテンを枯らしてしまう程のハゲ子であるが、この粉瘤ちゃんはスクスクと育っていきました。さすがに目立ってきたので、おしりのおできを削除してくれた際の女医さんのところに行ってきた。
その時の話はこちら。
hagex.hatenadiary.jp

で、今回は……
「粉瘤ができたんで、とってください」
「はーい切除しますよー」
と診察に行ったその日にとってくれるかと思いきや、検査をして後日手術をするとのこと。
血液を注射器で抜かれるが、先生は
「あら〜 ハゲ子さん、キレイな血液ネ!」
と褒められる。顔は散々褒められてきたが、まさか血液まで褒められるとは。やっぱり女子の美しさは内面からだよね……誰がかが言っていた発言を思い出される。ハゲ子、血液はキレイだけど腹の中は黒いけどね★
しかし、先生。今回もいきなり患部を写真に撮られて、ハゲ子ビックリよ。カメラが新しくなっており、GRになっていた。

そして1週間後に再びクリニックに来院。
朝一指定で呼ばれたので、院内に患者がいないため、病院スタッフのみなさんは、キャキャ、ウフフと雑談に盛り上がっていましたが、私がくると静かになってしまいました。ちょっと哀しい。
待合室に設置してあるテレビには「救急病棟24時」的な番組が流れており、病院で見ていると不安になっていく内容であった。タイでは死体雑誌がいくつあるのだが、日本で読んでもあんまり怖くないのだが、現地で読むとすっごく怖い。その時の経験を思い出す。そうこうしていると「ハゲ子さん〜」と呼ばれて診察室に。

「ハゲ子さん、いい眼鏡しているネ」と褒められる。そう、先生は褒め上手なのだ。
「デハ、診察台の上に横になってください」といわれ、素直に横になるハゲ子。顔にメスを入れるのは初めてなので、緊張してしまう。痛かったらどうしよう、血が大量にでたら……とウブな乙女心に関係なく、先生は英語と日本語のチャンポンでスタッフに指示をしていく。
こめかみを消毒され、マーカーでどこを切開するか書き込みをされ、右目の部分に包帯をあてられ、青い手術用のシートをかけられる。
ハゲ子の緊張はマックスハートになるが、クリニックの電話がなる。看護師が内容を聞き取り、先生に指示を仰ぐ。先生は的確に答えるが、私の耳と先生の口が近いため、大変ウルサい。
「ゴメンなさいね。ウフフ。では、麻酔を注射しますネ」と言われ、恐らく5回ほど麻酔の注射をブスブスと刺される。その度に痛い感覚が走る。が、我慢できる痛みだ。
麻酔を打たれたあと、準備で5分ほどほっとかれる。そして麻酔が効いているか、恐らく細い鉄の棒でプニプニと患部を押される。感覚がなかったので「麻酔効いてますね」となり手術スタート。
切開される感覚も、皮膚のなかにたまった角質を絞りだす時も、麻酔が効いてるせいでまったくわからなかった。ただ、縫っているときは皮膚の引張れ具合からなんとなく判明する。時間にして10分から15分。
手術の際に先生は「ハゲ子さん、お仕事何してるノ」と尋ねてきたので、山崎製パン高井戸工場でサンドイッチ班班長をしていることや、お天気の話題などの世間話をする。よく笑う先生なので、とっておきのジョークを披露させて、先生を爆笑したい欲求にかられるが、私の傷跡が大変なことになりそうなので、断念する。
世間話をしていたら、手術終了。先生は親切なので、GRで撮影した手術風景やを見せてくれた。結構な量の白いドロドロとした液体がでておりビックリ。先生に「これ、写真でとっていいですか?」と尋ねると、OKということなので、iPhoneで激写。このヘッポコ日記に掲載したいが、ちょっとグロいので自粛する。先生はこの写真を見ながら
「お味噌みたいネ」
と形状を説明しておりました。そして、先生は取り出したブツを見せてくれた。フィルムケースぐらいの大きさの透明な容器で、中にポップコーンのようなものがプカプカ浮いてる。結構多きくてびっくりした。

抜糸は1週間後でごわす。