最近リコピン先輩の話題ばかりだったが、忘れてはいけないのが、元ペパボ創業者家入一真氏である。
この日記では家入氏のことは30回以上も取り上げてきた。昨年5月に自伝『我が逃走』を読んで、感想を書こう書こうと思ってすっかり忘れていた。『我が逃走』では、お金がなくなってから六本木界隈の遊び仲間から相当借金をした……という生々しいエピソードや、恋人の踊り子ちゃんとのラブストーリーが書かれているかと思いきや、や、や、全く触れられておらず、ウォッチャーとしてガッカリした記憶がある。
2014年東京都知事選挙に出たあたりから、家入氏のウォッチ対象として魅力はあせてきた。良くも悪くも言動がフツーになってしまったのだ。都知事選から政治に目覚めた家入氏は2014年2月、政治団体「インターネッ党」を立ち上げ、2020年までに東京23区の区長選に候補者を立てると宣言。
【 #インターネッ党 新東京計画】
— IEIRI (@hbkr) 2014, 2月 9
1. 選挙で掲げた120の #ぼくらの政策 のうち、できるものは勝手にやっていく。
2. ぼくらの声を届ける独自メディアをつくる。まずはメルマガ。
3. 2020年までに東京23区の区長選挙に候補者を擁立していく。
※今夜中にウェブ公開します。
しかし、4ヶ月後の6月には活動が休止状態に。その後も目立った動きはなく、最近は公式サイト http://www.internetparty.jp/ にアクセスしてもページが表示されなくなった(恐らく2月1日にコンテンツを削除したと思われる)。
ドメインの有効期限を調べると、2016年2月29日。ドメイン取得サイトでは「もうすぐ開放されるので取得できるよ」と表示される始末。
家入氏はすぐに政治活動飽きるんだろうな〜 と思っていましたが、期待を裏切りませんでした。
それでは最後に、家入インターネッ党首の2月1日のTweetでしめたいと思います。
外部記憶に全て置いておけるこの時代、僕の忘れっぽさはむしろ人間として強みなのでは
— IEIRI (@hbkr) 2016, 2月 1