Hagex-day info

紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

アレルギーがない世界

でも、存在はする。
・何を書いても構いませんので@生活板 15

263 :名無しさん@おーぷん:2015/12/10(木)05:25:41 ID:1Ud
四半世紀以上前のことだけど、カニの産地にある中堅会社に就職した
忘年会は毎年お世話になっているお店で、カニすき、てんぷら等、カニ尽くしの食べ放題、飲み放題という内容
俺はカニが好きだったので楽しみだったんだけど、当日、皆でカニを味わっていたら部長が顔を赤くして席を立った
飲みすぎたのかなと心配になって後を追ったら、部屋から出て廊下を曲がったところで顔や腕をかきむしってた
「昔からカニ食べるとじんましんが出て」と言われて、あんまり無理しないでくださいねと水渡しといた
その後、庶務の女性が「喉がかゆい」と言い出してトイレで盛大にリバースしたり、呼吸器が弱いという同僚が
ひゅーひゅー苦しそうな息をするので、酒を飲んでなかった先輩が救急に連れて行ったりした
会計の際、店員さんに「騒がしてすみません」と謝ったら「いつものことだし、他のお客さんも同じようなことが
あって珍しくありませんから」と笑ってた
今ならわかるが、店で苦しんでた人はカニアレルギー(甲殻類アレルギー?)だったんだろうな
田舎ゆえかアレルギーの存在を知らない人も珍しくなかったし、世代的にもアレルギー=甘えみたいな
認識の人間も少なからずいたと思う(俺は単に身近にいなくて理解がなかった)
店員のリアクションを思い出すと、店側の理解も薄かった時代・地域性だったんだと思う・・・
食べててアナフィラキシー起こして死んじゃった、という人がいてもおかしくなかったと思うとぞっとする