Hagex-day info

紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

生ビールを頼むか、瓶ビールを頼むかそれが問題だ

私はビールが好きだ。「とりあえずビール」ではなく、「むしろビールでお願いします」だ。

今までいろいろなビールを飲んできたが、過去にいままでイチバン美味しかったビールは、ドイツ・ハンブルグで飲みまくった「ヴァイス・ビアー」だ。Weißbier……白ビール(小麦ビール)で、今の日本では珍しくないが、当時は日本になく、ドイツに行って初めて飲みに、その旨さに驚いた。
ドイツでWeißbierの洗礼を受けたあと、その後、日本でも白ビールが発売されていろいろ飲んだが、どれもハンブルグで飲んだものには劣っていた。

日本では、アサヒが直営している「アサヒスーパードライ 新宿」飲んだビールは美味しかった。スーパードライは個人的にはあまり好きではないが、ここで飲んだが生ビールは絶品だった。なぜなら、工場から新鮮なビールが送られており、ビールの注ぎ方、そしてビールサーバーのメンテナンスも完璧だからだ。

新鮮なビールも大事だが、ビールサーバーのメンテナンスも重要だ。
サッポロビールのページにビールサーバーの洗浄方法が掲載されているが、毎日・週一でこれをやるのはなかなかやっかいだ。

初めて入った飲み屋・居酒屋・レストラン・定食屋では、生ビールを頼むか、瓶ビールを頼むかそれが問題だ。なぜなら、生ビールは、サーバーのメンテナンスを適切にやっていないと、まずいからだ。
先日も東京駅近くで、ステキな中華料理屋に入って、刀削麺と茄子の揚げ物を食べ、どちらも抜群にうまかったのだが、頼んだ生ビールが鉄臭かったのだ。
海原雄山と違って、お金もない酒好きなので、文句を言いながらついつい最後まで飲んでしまう。

初めて入ったお店のビールサーバーが適切にメンテナンスされているか、見ぬく事は難しい。店内の見えるところにモノがおいてあったり、掃除が適切じゃなかったり、店員さんの服装がだらしなかったりといったポイントもあるが、確実ではない。

だったら、瓶ビールを頼んだ方が間違いない。ビール好きの中には、基本は瓶ビールという人は珍しくない。生ビールは最初の一口がイチバン美味しく、それからは加速度的に味が落ちていく。しかし、瓶ビールは生ビールほど味が落ちないし、ヌルくもならないので、食事をとりながらチビリチビリやるのは、至高の瞬間でもある。

しかし、瓶ビールは瓶ビールで、大瓶、中瓶、小瓶のどれをオーダーするか悩む。飲みきりサイズの小瓶を注文するのが通の定番だが、あまりお店おかれていてない、そして小瓶一本だと物足りず結局何本も頼んでしまいコスパが悪い。中瓶・大瓶もそれぞれのメリット・デメリットがある。

あと瓶ビールだと、複数人で飲む場合、お酌をしてしまう。そう、お酌文化はダサいとわかりつつも、お酒大好き福岡出身なので、DNAに「空いたグラスを見るとお酌をしろ」と書き込まれている。また、自分がお酌されるときも、タンブラーに残っているビールを一気に飲んで空にしてから差し出す。その結果、酩酊が進む。

一つの解決策としては、クラフトビールの専門店に行くことだ。そうすれば、美味しい生ビールが飲めるので、悩む必要は無い。しかし、毎回毎回クラフトビール屋に行くこともできない。

今までの自分の行動を振り返ると、複数人の場合は生ビール、独りの場合は瓶ビールが多い。
これからの季節、ビールが美味しくなるので毎度この問題に対峙しなくてはならない。嬉しい悩みだけど。