やまもといちろう氏とのプロレスの結果、イケダハヤトさんに関する言及が増えている。
・イケダハヤト氏の文章がなぜ不快なのかをまじめに考えた(GoTheDistance)
・イケダハヤト氏批判の構造(Geekなページ)
・鏡としてのイケダハヤト師(novtan別館)
・便乗)イケダハヤト師の文章がなぜ不快なのかを僕もまじめに考えた(よかろうもんブログ)
・イケダハヤトとロハス(技術教師ブログ)
・なぜイケダハヤトさんの名前はカタカナなの?(Why do you need ...?)
イケハヤさんの文章を読むとイライラする主な理由は「ピントがずれたコメント」「脊髄反射的な意見」「反論と誹謗中傷が区別できていない」の3つで、まあ、一言でいえば「トンチンカン」な人なのだ。
そんな一部ウォッチャーのおもちゃだった「イケハヤさん」だったが、この人気を見ていると、ついにキャズム越えを果たした(ネットウォッチ的に)。
今度は彼の言及をいかにスル―するか「スル―カ(りょく)検定試験としてのイケちゃん」として話題になるのでは……?
「この前の彼のエントリーなんだけど…」
「ダメだよ! 彼は言及されてナンボのネット芸人。批判でも賞賛でも彼のブログのPVが増えるのがいちばんだと考えている。話題にしないのがベストだよ!」
という会話が聞こえそうです。
しかし「この話題はスル―してます」というのはなかなか表しにくい。そこでこんな画像を作りましたんで、「釣られたくないけど触れたくもない」という人は使ってくださいね。失敗時の画像も作りましたよ(笑)。
スルーアピール中
失敗時
あ、この画像を出すことでもう意識しているので、釣られていることには違いないか(笑)
話題は変わって、Geekなページのあきみちさんは、
個人的に良くわかってないのが、どうしてイケダハヤト氏が影響力を持っているのかという部分です。 実は、どのような段階を踏んでメディアに登場するようになったのかというような部分とかを観測しておらず、ネットバトルばかりを観測しているので、私にとっては、そこら辺が凄く謎なのです。
と、疑問に思っている。
私も以前気になって調べたことがある。イケハヤさんのプロフィールをざっと振り返ると、ルネサステクノロジの社員として2009年から働き、個人サイトとして「ソーシャルウェブが拓く未来」を運営(注 これが現在のihayato書店)。広報業務をしながら、個人的に海外のネットサービスを紹介していたので、一部の人に注目される存在に。トライバルメディアハウスに転職し、その後、2011年4月より独立。
彼が一般的に注目を集めたのは2011年。その原因として考えられるのは、2011年2月に講談社から「フェイスブック 私たちの生き方とビジネスはこう変わる (現代プレミアブック)」を出版したことだろう。この本のおかげで「ネットに強くて面白い若者がいるんだって?」と、ネットのことをよく知らないオッサンを中心にブレイク→TV出演や講演活動が増えたのでは? と推測してます。