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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

「私のレビューは信用できません」

さて、今日も今日とてイケダハヤトさんネタです。毎回すいませんね。
ダメ出しは公衆の面前ではなく、裏でこっそりやりましょう(ikedahayato)
要約すると、アプリやサービスをレビューする際に、悪い部分は書かない。ダメな部分は開発者にFacebookやメールでこっそり教える。なぜなら公衆の面前でダメ出しをしても、開発者が嫌悪感を抱くだけでよろしくない! といった内容になっている。

なるほど。確かに開発者にとってはありがたいかもしれないが、これって「読者に対する裏切り行為」だよな~。自身で「私の書いてることは信用できませんよ!」と表明しているんだけど、ご本人はわかっているのだろうか?(致命的なセキュリティホールなら、まだわかるけど)
イケダハヤト氏が懸念している問題は簡単に解決できる。ブログで「ダメ出し」をする際は「良い点」を褒めればよい。
わざわざブログで取り上げるサービスや製品なのであれば、悪い部分もあれば良い点もあるはず(まさか、知り合いだから……という理由で盲目的に紹介しているわけじゃないですよね)。良い部分をきちんと評価すれば、ダメ出しが書かれても、開発者はそこまで嫌悪感を抱かない。
そして「良い点・悪い点」が両方書かれていることで、読者は記事と執筆者に対して信頼するようになる。

私も「このサービスは個人的に嫌いだ、ここがダメだ、あそこがダメだ! しかし悔しいけど、この部分はイイのよね!!」と日記に書いたら、どうやら関係者が読んでいてくれたようで、この日記のファンになってくれた。そして「ダメ」と指摘した部分はその後、改善された。
余談になるが、某製品をレビューしたいのだが、どこをどう取っても「ダメ出し」にしかならない物件があり、この半年間悩んでいる。身銭を切って購入したものなので、思う存分書けばいいのだが、やっぱり「悪い部分」しかない製品は扱いに困る。しかも提供している人が頑張ってるので、ボロカスに書くのは気が引ける。これはまだまだ自分が弱い証拠だ。

お金を貰って書いているならしょうがないが、せっかく縛りがないブログと言うエントリーで「自由に書かない」というのは、もったいない。
イケダハヤト氏の製品レビューは「いつも薄っぺらいな~」と考えていたが、今回の彼のエントリーで納得した。
ブログなんてしょせん個人のお遊びレベル。だからこそ、本気に感想を書かないと面白くない。
彼は「僕は日本一のブロガーになろうと思う」と2013年元旦に表明しているが、だとしたら、もっと本気でレビューをするべき。そして、自分のファンと慣れ合うだけでなく、アンチユーザーともっと真摯に向き合って欲しい。