猫も杓子もTwitter。あの女性セブンですらTwitterの記事を掲載しているから驚きだ。
これだけTwitterユーザーが増えると事件もいろいろと発生する。
昨日週刊アスキーを名乗るアカウント「@wam_wam_wam」が、著名人に対して「3/30発売『週刊アスキー』のTwitter特集であなたのツイートを載せていいですか?」Twitter上で公開取材(というか許諾申し込み?)を行い、ちょっとした騒ぎとなった。
このように俳優・映画監督の田辺誠一(@tanabe1969)や浅草キッドの水道橋博士(@shakase)にTwitter上で許諾のお願いをしている。
個人ならまだしも、基本的にはその人が所属している会社・組織を通して取材・許諾をお願いするのが筋というものだ。
この非常識な方法はTwitter上でも話題になり、非難のコメントがチラホラ出できたところで、当該のコメントが「非公開モード」になり、閲覧は許可制となった。
今回の騒動を見ていて感じたことは(騒動とあんまり関係ないがw)
・取材の申し込みをTwitterで行いオープンにすることで、記事を公開する前からその媒体プロモーションを行うことができる。特に取材対象のファンに対してアピール可能
これは取材する方、される方もメリットがある場合は大変有効なやり方だ。例えば、映画に主演している俳優に、Twitter経由で取材の申し込みから、インタビューしている時、雑誌の発売などのやり取りをツイートすると、効率よくプロモーションができる。しかし、事前にしっかりと打ち合わせをしておかないと上手くいかない可能性が高い。
・取材をしている人間が本物かどうかわからない
偽鳩山アカウントと同様に、このアカウントは本当にアスキーのモノだったのか疑問だ。取材を受ける人、そのやりとりを見ている人にとっては問題だ。
今回問題となったアカウントに対して週刊アスキーはコメントを出していない。本物かどうかアスキーにメールを出してみたので、返信がきたら日記に掲載します。
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