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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年)


DVDで今更ながら鑑賞。タランティーノの映画は大好きだけど、これは見てなかったんだよな〜 トゥルーロマンスも、まだ観てないけど。
監督はオリヴァー・ストーン、原作はクエンティン・タランティーノ。前半ではミッキーとマロリーの2人がダッヂ・チャンレンジャーのオープンカーに乗って、道行く人々をぶっ殺し、後半では刑務所での大暴れという構成。
35mm、16mm、VTR、アニメなどいろいろな素材を、リミックスした映像表現とテンポの良さがあっていて、それを観ているだけでシビレル。心象風景がそのままベタに映し出されるシーンはちょっと苦笑・苦笑だけど、いつかギラギラする日の風船もったシーンにくらべれば、かっこいいぞ。
悲惨な近親相姦と家庭生活を「ホームコメディ風」に表現して、視聴者には見やすいようにしつつも、その暗黒面を際立たせるやりかたは感心する。14年も前の映画なのにね。
DVDの特典映像に監督のインタビューがあり、オリヴァーストーンは「テンポをよくするために、ここはカットした」と繰り返し言っていたけど、タランティーノの最新作「デスプルーフ」のテンポの悪さをみると、とても説得力のある発言だった。タランチンの映画はセリフが長すぎて、テンポ悪いからな〜
映像表現もいいけれど、配役もいい。後半に刑務所所長で「トミー・リー・ジョーンズ」の役が凄くおいしい。最近観た「ノーカントリー」にも、トミー・リー・ジョーンズと、殺し屋役ででていたミッキーことウディ・ハレルソンがでていて、偶然なんだろうけどなんだか嬉しかったぞ。
デスプルーフ」を筆頭に、「バニシング・ポイント」、ナチュラル・ボーン・キラーズと、ここ半年ほどダッヂ・チャンレジャーがでてくる映画をよく観ているけど、このアメ車ほんとうにカッコいい。文芸坐のオールナイトとかで「ダッヂ・チャンレジャー・ナイト」とかどうでしょう? 先の三本に「ワイルド・スピード」とか?
映画からどんどん離れるけど、360のゲーム「テストドライブ・アンリミテッド」で、ダッヂ・チャンレジャー購入し、パトカーに追っかけられる「バニシング・ポイントごっご」をやっている。けれども、性能が悪くて(発進とバックが遅い)すぐに捕まっちゃうだよな〜
勝手に映画評価 ★★★★☆(星4つ)
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