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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

「旅ラボ」が問題の写真をこっそり入れ替えるも1つの下のエントリーはやはり死体写真&クズネットメディアの未来はやはり暗い

高名なジャーナリストである佐々木俊尚氏が編集長の「旅ラボ」というサイトがある。この旅ラボでデマ手法を用いたレイアウト&掲載写真が間違った記事が掲載していたエントリーがあったんだけど、昨日の夕方にこっそりと写真を変更。一言修正した際のコメントがあってもいいんじゃないか? 


問題のエントリー(死体写真は筆者がモザイク加工)

 ↓


こっそりと写真を差し替え

笑ったのが、この直後のエントリーが、やはり被害者の死体写真をババーンとトップに持ってきているところ。旅ラボの中の人は、この問題の根本的な部分を理解しておらず、場当たり的な対処しかやっていなのがよくわかる(笑)。


ファストファッションに潜む影|過酷な労働環境が引き起こした、悲しい事故魚拓
死体部分は私がモザイク加工しています。クリックすると被害者の死体写真がトップにババーンと出てくるので注意!

編集長の佐々木俊尚氏は仕事をやってください!
そもそも「旅ラボ」とはなんぞや? 旅のことテーマに書いてるサイトかな? と思いきや、ペットフードを食べた女性の話やゲージンさんの変なタトゥーの話やら、ザイーガの劣劣化コピー的なエントリーも多数あり。サイトをよーーく見ても「このサイトについて」といったコンテンツがない。
検索してみると、トマトブロガーでお馴染みのイケダハヤトさんのエントリーがヒット。
ブログメディア「旅ラボ」がいい感じ:「Quartz」的なサイトデザインが光る魚拓
イケダさんが褒めている時点で、私のなかのネットウォッチアンテナが警告アラートを出します。ハヤトさん曰く

「旅ラボ」は旅系のブログメディア。この種のブログはけっこう多いんですが、ここは本気感がガンガン伝わってきます。

とコメントしています。これは2014年2月24日のエントリーなので、当時は本気でガンガンだったのかもしれませんが、今のエントリー群見ていると明らかに手抜き感満載です。旅ラボの直近1ヶ月のエントリーを読んでいて、特にクオリティが酷かったのがコレ。
【危険地域】絶対ダメ!行ってはいけない世界の危険な都市、7選!
タイトルだけ見たら面白そうでしょ? しかしこれはダメダメエントリーなんですわ。まず、何を基準に「危険」か全く書かれていない。ソースもないし。またどの都市がどう危ないかほとんど書かれていない。ホンジュラスのサン・ペドロ・スーラは

殺人事件発生率はアメリカの平均的な都市の約40倍、日本と比べるとナント約400倍! 名実ともに(?)世界一危険な都市。背景にはホンジュラスでは、銃器の所持が簡単であることも関係している。

としか書かれていない。で、どう危ないんだ! 刑務所のキャプションには

刑務所内。ここには、iPhoneも買える。売春もある。塀の中ですらも無秩序なのだ。

とババーンと書いてるけど、むしろ秩序があるからこそ、売春もiPhoneも買えるんじゃね? と秒速で突っ込みを入れてしまった。いったい誰だ、このエントリーアップを許可したのは。編集長は誰だ?
ちなみに危険都市を知りたい人は、このエントリーがお勧め(もちろん、旅ラボとは違うサイトです)。
海外旅行に危険な国は?世界一治安の悪い都市ランキング

で、話は中の人に戻って、「ローンチからの10日間で60万PV超を達成、旅のキュレーション・メディア「旅ラボ」が目指すもの」という記事で、中の人がコメントしているだけど

現在は一日に2本くらいのペースで記事をアップしていますが、裏では常に数十本位の記事をストックしています。多くの人に読んでもらうためにはタイトル決めが肝要だと思っており、このプロセスでは、〝アンバサダー〟と呼んでいる120人位の人に協力してもらって、一本の記事に対して50個くらいあるタイトルの選択肢の中から最良のものを決めるようにしています。

と書いていて、「タイトルだけしか考えてないのかよ!」とまたまた突っ込んでしまいました。120人も協力してもらって、あの記事なの? ハゲ子ビックリあるよ。編集長は(略

最近オウンドメディアやらキュレーションメディア、バイラルメディアとか、×××メディアとか冠がついて、取材もせずに海外からの記事をパクり、写真もダータの素材を使って、ケツ拭く紙にもならないようなサイトがバンバン出てきます。しかし、どこも「定期的に記事を作り出す能力」が著しく低いため、ますますネットにはクズのようなコンテンツが増えてきてる。

見る度にイライラするんだけど、この怒りをどうぶつけたらいいのか、ハゲ子は悩んでます。まあ、経験上ダメなメディアサイトはたいてい3年以内に姿を消すんだけどね。