これはスレタイ。
・その神経がわからん!その33
207 :名無しさん@おーぷん:2017/06/16(金)11:30:43 ID:PLS
私は「幸運の鉛筆」を持っている。
もともとは大学受験の時、病気で入院中だった親友がわざわざ外出許可取って神社行って買ってきてくれた、
神社の名入りの鉛筆。「応援してるから!私の分も頑張って!」と励まされ
当時、私の実力では無理と半ば諦めてたのだけど、これで俄然やる気が出た
試験当日も実力以上の力が出て合格。
それ以後も、試験の時には御守り代わりにこの鉛筆を持って行ってる。
幸運の鉛筆のおかげか、幸い今まで合格し続けてる
昨年、業務命令でとある資格試験を受けることになった
同じく受験することになった同僚たち数人と、どんな勉強してる?とか情報交換する中で
雑談として「幸運の鉛筆」の話をした
同僚たちは「すごいね、お友達はずっと応援し続けてくれてるんだね〜!」と言ってくれ
私も「そうなんだ。だから気が引き締まるんだ」とか答えた。
試験当日も、もちろん鉛筆を持って行った。
でも、机に筆記用具をセットして、トイレに行って、戻ったら鉛筆が消えていた。
すごく動揺して、試験中も集中力が途切れて大変だった
でも幸い、試験はギリギリで合格した。
一緒に受けたけど今回残念だった人たちは、合格組を祝福してくれたけど
同期のAだけは刺々しく怒ってて、いきなり私に
「あんたさぁ、幸運の鉛筆なんて嘘じゃん!
あんなの使っても何も効果ないじゃん!」と怒り出した。
驚いて、「え!? もしかして鉛筆はあなたが盗んだの?」 と聞くと
(よくわからない理屈だけど、なんとかまとめると)「試験に受かる鉛筆なんて嘘をつくほうが悪い
そういう詐欺をしておいて、人を泥棒呼ばわりする人のほうが悪い」
というめちゃくちゃな言い分をわめき立てた
「とにかく、あの鉛筆は大切な物だから返して! 」と叫んだけど
Aは「あんな詐欺の品、捨てた」とせせら笑った。情けない話だけど、私は泣き出してしまった。
周りの人もびっくりしたり呆れたりで、Aを咎めたけど
「試験に受かる鉛筆なんて話をでっちあげる人がおかしい」と言い張るばかりで埒があかなかった。
Aはそれまでは、特に変わったこともなく、普通に仕事のできる人だったので
本当に神経わからん、というより不気味だった
その後Aは、周りから“同僚の宝物、親友の形見を盗んで捨てた鬼“と噂されてポツンになり
半年経った最近「いろいろ事情があって、あの試験にどうしても合格したくて必死すぎて
あの頃は頭がおかしくなっていた」と言われたけど
それが本人的には謝罪のつもりなのも神経わからん
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