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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

イラク戦争で夫が戦死

イラク戦争は2003年からスタートして、米兵の戦死者数は4489名もいるのか。
・今までにあった修羅場を語れ【その21】

710 :名無しさん@おーぷん :2017/04/14(金)21:55:21 ID:zuK ×
戦争が始まりそうなのが怖いし、国際結婚した友人の息子が米軍所属で今日本にいる。
その友人の旦那さんがイラク戦争で戦死したのが修羅場だった。
何度も会ったことがあるし、結婚式も参加したし、お子さんが生まれた時は(その時は日本に駐在)病院で熊のようにウロウロする人だった。
凄い大柄で映画に出てくるようなソルジャー!っていう感じの精悍な人だった。
ちょうど友人が日本に法事で帰国してるときに、私の目の前で旦那さんの戦死の知らせが届いた。
友人はその場で崩れ落ちて過呼吸になって救急車で病院へ。
代わりに米軍の人へ連絡して、友人家族へも連絡した。
私はその時は無職だったから、友人に代わってアメリカへの帰国手続きを進めて、憔悴している友人を立たせて引っ張って一緒にアメリカに帰国した。
子供はどうするんだ!!って奮い立たせようとしたけど、友人は死人のような顔で頷くだけだった。
アメリカに帰国後は子供を抱きしめたまま家から動こうとしない。
あちらのご両親と一緒に私がいろいろ駆けずり回ったりもした。
淡々と友人の旦那さんの遺体がアメリカに戻され、葬儀が執り行われた。
ご遺体は損傷が激しいものだったため、対面はしなかった。
軍による盛大な葬儀と埋葬が行われた後、流石に私も長期滞在は出来なかったので帰国(それでも1か月近くいた)
毎日連絡して、友人の子供へも連絡して、なんとかあちらでの生活を取り戻してくれたのが半年後くらい。
それから平穏に暮らしていたようだけど(子供は一時グレた。日本まで家出してきたことがある)、その子が今度は勝手に軍に入隊したのも修羅場。
そりゃあもう盛大に友人は怒り狂って、軍に突撃もした。
ただその時にはもう、友人の子供も成人になっていたので、軍が辞めさせるとかは出来ないということでそのまま入隊。
ドヤ顔で写真を私にも送ってきたので、それはもう自分の父親の最後がどうなったのかという説得をした。
それでも彼は止めることはなく、淡々と軍人の道を進み、それなりに優秀な成績で今日本の駐屯地にいる。
今では私と会うこともあるし、友人もこっちの実家にいるので頻繁に会ってはいる。
そして今の緊迫状況が修羅場。
自分は後方任務だから何もないって言うけど、やっぱり怖いんよ。
彼が子供の頃から知ってるし、自分の子供のように接してきたからなおさら怖い。
友人も行くときは絶対に連絡しろってピリピリとしてる。
戦争は無いっていう情報と、開戦するかもっていう情報があるから、どっちを信じたらいいんだろう。
心の中では楽観的に無いでしょって思ってるけど、もしもの時はって考えてしまう。