日本のネトウヨ漫画家、はすみとしこ氏がシリアの難民を揶揄するイラストを公開。
問題のイラスト
当初は、ネトウヨ仲間とキャキャと楽しんでいたが、良識を持ったネットユーザーがこの画像を発見。Facebookに通報、このイラストは写真をトレースしているんだけど、写真撮影をしたカメラマン ジョナサン・ハイアム氏に連絡する。
Judi *, six, at a tented refugee settlement in Lebanon, near the Syrian border #Syria http://t.co/IS1gZxhEDl pic.twitter.com/sGklICOEXm
— Save the Children NZ (@SaveChildrenNZ) 2014, 9月 16
連絡をもらった、ジョナサン・ハイアム氏はツイートで悲しみ・怒っている。
Shocked+deeply saddened anyone would choose to use an image of an innocent child to express such perverse prejudice http://t.co/JfXeuQAWAE
— Jonathan Hyams (@jonathanhyams) 2015, 10月 3
Facebook側、いったん非公開にしたり、また復活させたりよくわからない対応をとる。ここまでの流れは、id:yuco氏のエントリーにわかりやすいまとめられている。
10月7日 カメラマンのジョナサン・ハイアム氏からはすみとしこ氏に削除依頼があり、やっとこさ問題の画像を削除。
それと前後して10月2日に日本の英字新聞 ジャパンタイムスがこのニュースを報道する。
・‘Racist’ illustration of refugee girl sparks ire among Japan’s netizens(JapanTimes)
で、この英語ニュースは世界報道機関の目にするところとなり、10月7日、天下のBBCニュースが報道する。
・Is this manga cartoon of a six-year-old Syrian girl racist?(BBC)
英語が苦手なので、翻訳サービスを通して読んだけど、これは結構キワイドぞ。世界の大半、特にヨーロッパの人は在日韓国人問題なんて、どーーでもいいが、シリア問題は関心度が高いから、注目されているにもかかわらず、知識も見識もなく素人のはすみ氏が移民問題に語るのは危険。BBCもはすみ氏のことを「right-wing Japanese artist」、右翼漫画家と報道しているが、日本のイメージを大きくダウンさせたのは間違いない。
昨日、はすみ氏はメディア向けのコメントを公開しているが、とても興味深い。というか、笑った。
そうそう、右翼の人は日本に不利益な行為を行った人間を「売国奴」って罵るけれど、はすみ氏の一連の行為はまさに「売国奴」だね。私はこの言葉が死ぬほどキライだけど。
昔から右翼はバカでも出来るって言われるけど、今回の騒動もまさにこれ。ソウルフードを韓国の料理と間違えたネトウヨがいたけど、ネトウヨの99%は同じ知能なんじゃないかな。
アホ言説なバカな行為をする人がでたら、スルーしせずに徹底的に叩いた方がよい。今回のように世界中に恥をさらることになる。