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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

ダメな母親に困る俺

気がついて良かった
・今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その8

931 :名無しさん@おーぷん:2015/08/14(金)09:11:41 ID:v24
小さい頃から母親は妹贔屓で俺には辛くあたってた
俺から見れば、いつも母親が唐突にふぁびょって俺にキレまくる
母妹が来た時、当時7歳の俺が寝てると思って
「妹は素直でかわいいけどお兄ちゃんは欲張りでひねくれ者で困る」と
言ってるのを聞いて、内心
「俺は妹の面倒ちゃんとみてるだろ!全然よくばりじゃないよ!
なんで俺はきちんとしてるのにお母さんは俺だけ悪く言うんだ」とすごいショックだった
大きくなっても母親は俺に対してふぁびょることが多くて
高校生にもなるとほとんど口を利かなかったんだけど、ある時、押入れを掃除してた父が十数年前のビデオテープを発見した
その時たまたま家には父親と俺の二人しかいなくて
飯くいながらビデオを見出したら、そこに映ってる自分の姿がスレタイだった
親戚たちと一緒に一日遊園地で遊んで、子供たちがアイスクリームを食べてるところに
ビデオを撮影してる親戚が
「遊園地で遊んでアイスクリーム食べて今日は楽しかったね」と声をかけたら
俺の妹や他の子たちは笑顔で「うん!」と答えてるのに
幼稚園児の俺はぶすくれた顔で「俺くんはぜんぜんたのしくなかった」と答える
さらに、誰も聞いてないのに
「俺くんは××(多分ジェットコースター)に乗りたかったのにおばさんがだめってゆった。
△△(なにかのおもちゃ)がほしいのにママが買ってくれなかった」と不満ばかり垂れ流す
父親が「××は小学生にならないと乗れないし
大人だってお金はたくさん持ってないんだから△△は我慢しなさい」と声をかけると
うーうー唸ってテーブル叩いて
「俺くん××のりたいー!△△かいたいー!」と泣く
俺妹も他の子も、周囲の大人立ちも呆れた顔してる中
我が儘なこと言い続けてる5歳の自分が猛烈に恥ずかしかった
さらに、次の宴会のシーンでは
みんなわいわい御馳走を食べてる中、また不機嫌な顔して
「俺くんの食べるものがなんにもない。俺くんこどものカレーがたべたい」と騒ぎ、親戚のおばさんが
「カレーはありません。ご飯食べないなら向こうの部屋に行ってなさい」と言われたら号泣
いくら5歳でもわがまますぎだろ…と唖然としてたら、父親から
「お前は何か行事やお祝い事をしてやるとその時は楽しそうなのに
いつも終わってから『今日は全然楽しくなかった』とケチをつけだすから
お母さんはいつも泣いてたんだぞ」と言われて
そこで初めて「母親がおかしいんじゃなくて俺がおかしいから母親がふぁびょったのか!」と気付いた

932 :名無しさん@おーぷん:2015/08/14(金)09:12:26 ID:v24
恥を忍んで年子の妹にも俺の言動を確認してみたら
「自覚なかったの!?」と本気で驚かれながら、妹が覚えてる限りの
俺の言動のひどさを指摘された
食事時にテーブルに並んだご飯を見て文句つけるのや
出かけた帰り道に「全然楽しくなかった」とケチつけるのは当たり前
7歳の誕生日、俺の記憶では夜中にいきなり母親がふぁびょりだして
「お前にはもう二度と誕生祝なんてしてやらん!
おもちゃも店に戻してくるから返せ!出て行け!」と怒鳴られた記憶しかないけど、当時一緒に寝てた妹の記憶では
御馳走たくさん並んだ誕生祝いをしてもらって、布団に入ってから
「今日のご飯全然おいしくなかった。
俺くんはチョコレートのケーキが食べたかったのになんで苺だったの?
プレゼントはなんでポケモンなの?俺くんは別の漫画のがほしかった」と
ネチネチ文句を垂れ流していたらしい。
最初は母親も受け流して「もう寝るよ」と部屋の電気を消したけど
暗くなった部屋で俺が溜息をついて
「俺くんポケモン嫌いなのに…(※実際は大好きだった)」とつぶやいたから
そこでついに母親がキレて、俺の記憶にあるふぁびょりシーンに繋がっていった模様
自分の記憶がかなり都合よく改ざんされてたこともショックだけど
妹から続けて
「今は何も喋らなくなっただけでお兄ちゃん根本的な性格ずっとそのままだよ
人に何かしてもらって当たり前、でも自分はお返ししないし感謝もしない」と
ずばずば人格非難されてガチで泣いた
じゃあどうすればいいのか、と聞いたら
「お母さんを無料家政婦扱いするのをやめろ」
「いってきますただいまいただきますごちそうさまをちゃんと言え」
「洗濯物は洗濯かごに入れろ」
「弁当がいるかいらないか前の晩にちゃんと教えろ」と注意事項をたくさん言われた
母親が妹に「どうしてお兄ちゃんはこうなんだろう…」と愚痴ってる内容だと知って
自分が猛烈に恥ずかしくなった
それから劇的に変わったわけじゃないけど、妹に注意されたことを気をつけるようにしたら
少しずつ母親と会話が増えた
進路も、漠然と東京で独り暮らしをしたいから東京の私大がいいなあ、と思ってたけど
会話が増えた中で、母親からはっきりと
「うちの経済状況だと国公立なら一人暮らしさせられるけど私立なら自宅通学限定」と言われた
そしたら胸の中に「なんで?友達は東京の私立目指してるのに俺はダメっておかしくない?」って気持ちがわいて、その時に「俺はやっぱりワガママな性格なんだ。でもそれを表に出さないようにしなきゃな」と悟った
それから色々あって、俺は高卒で就職して18で家を出た
25で結婚して子供が出来て、家も買った
最近両親を家に泊めたんだけど、母親がしみじみと
「あんたは子供のころ口を開けば不平不満しか言わないから
いったいどんな大人に育つのか不安でしょうがなかった
それがいつの間にか家庭を持って家を建てて立派な父親になってうれしい」と言って泣いた
高校生の時にあのビデオ見てなくて、妹からズバズバ指摘されてなかったら
俺は今頃どんな大人になってたのかな、と時々思う