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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

酔ったから覚えていない

酔ったから~は方便だよな~
・今までにあった修羅場を語れ【その7】

171 :名無しさん@おーぷん:2014/12/29(月)19:41:42 ID:EjN
10年ぐらい前の初婚の頃の話。
(面倒なので“元”は省いています)
夫も夫の両親も酒飲みだったが、私は飲めない。
なので外で飲んで食事をしたいときは我が家に声がかかった。
表向きは「御馳走してあげるからおいで」だけど、本音は無料の運転手が欲しいから。
それは別に構わない。運転手ぐらいなんでもない。
ただ、帰りの道中がしんどい。
義父母も夫も酔って言いたい放題で、私ひとりが素面でそれを聞いている状態。これが地味にストレス。
本音はこれを味わわなければいけないぐらいなら、ご馳走なんかいらないと思ってたが
これも付き合いなんだと割り切っていた。
義父や夫は明るいお酒なのでいいが、義母がとにかく口が悪くて、普段私に言えないことを
この時とばかりに嫌味や皮肉を投げかけてきたんだ。
だけど“酔っ払ってたから覚えてない”で済まされる。
夫にも何度も嫌だと訴えたけど「酔っ払いが言うことをマトモに受け取るな」と。
それってずるいといつも思ってた。
私のことをいくら言われても構わないが
私の田舎や親兄弟のことを悪しざまに言われるのが辛いし腹が立つ。
弟が事故で片足を失くしたことを「だから本当はこの結婚には反対だった」とか
「私子さんの田舎は何もない所だから、お土産貰ってもパッとしない」とか
「私子さんのお母さんは小さい人(148cm)だから貧相に見える」とか。
義父や夫はその場では「それは言い過ぎだよー」とか言ってくれるが
酔いがさめれば覚えていなかった。
ある時、義母がいつものように酔っ払って
「私子さんは普通ならまともな家には嫁げないんだから感謝しなさいよー」ときた。
それまで私は自分が育った家庭はごくごく普通の家庭だと思ってたから
ビックリして「えー?なんでですか?」と聞いたら
「だってそうじゃない。あんな貧相なチビや足のない人がいるなんて
ご先祖さんの業を背負ってる家じゃないの。やあねぇ」と。
思わずすぐそこにあったコンビニに車をいれて義母の方へ振り向き、「じゃあおかあさんのその腐った人間性は何の業ですか?」って言ったら
スッと普段の顔に戻った。
なんてことはない、酔ってるフリしてただけだ。
「嫁がこの私に何てこと言うの!」と言われ「言わせてるんでしょ!」と
「あんたを嫁とは金輪際認めない!」と言われ「どーもありがとう!嬉しいわ!」と。
その間、義父と夫は「ここどこだー?」「もう着いたんかー?」と脳天気。
3人を残してタクシー拾ってひとりで帰った。
その夜は夫は酔ったまま実家に泊まって翌日帰ってきた。
義母からしか話を聞いていないものだから、ものすごく私が悪者になってた。
私は言われたことをそのまま話し、義母が酔ってなかったことも言った。
その上で、それでも今後義実家と付き合えと言うのなら別れてくれと言った。
これまでの事も含め話し合いをして、とにかく今後夫が実家に帰るときはひとりで帰る、私は一切義母とは会いもしないし、電話にもでないことを了承してもらった。

172 :名無しさん@おーぷん:2014/12/29(月)19:42:02 ID:EjN
そんな状態が続き、夫は夫で実家で色々言われることに疲れ
私との板ばさみになるのが辛いらしく、2年ほど経って「おまえから折れるわけにはいかないか」と言われ
「義母からの謝罪なしにはありえない、折れる理由がない」と答えた。
誰にだって、これだけは引けないプライドってものがある。
結局夫とは離婚した。