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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

おじちゃんとの秘密だよ

まあ、仕方ないよね。
・今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その4

475 :名無しさん@おーぷん:2014/11/13(木)11:43:54 ID:by5bXQR9M
自分が小学生低学年の時に放課後の校舎を探検していたら用務員がスキットルで酒を飲んでる現場に遭遇した
自分はスキットルを知らずに単なる角張った水筒だと思って話しかけた、普通は子供とは言え仕事中の飲酒を見つかったら隠すだろうがすでにできあがっていたのか、元からチャランポランなのか臆することなく、「坊主も一口飲むか?」と言ってきたので俺も遠慮することなく飲んだ
ガキの舌にはウィスキーは石鹸の味にしか思えずに正直に不味いと言ったらそこから話は弾み、最後は「いっぱい勉強して偉い大人になれよ、後、今日こうしておじさんと話したことは皆に内緒だぞ」と送り出された
しかし当時の俺には家に帰ってから毎日あったことを親に事細かに報告する習慣があり、一応は用務員のおじさんと話すなと約束したことは覚えていたが何で秘密にするのか理由が分からなかったし、特に破った所でペナルティがあるとは思わなかったので、その日にあった事を夕食の時に包み隠さず話してしまった
最初はいつもの事なので右から左へ聞き流していた母親だったが、自分が放課後に用務員と会って水筒から一口貰ったと言ったあたりから急に詳しく問い質され、それを見て子供心にマズイ事になったのを悟ったが母親の剣幕の前に嘘はつけずに全て正直に話した
母親からは確かに持ってた水筒が小型で角張ってた事、色は銀色な事、飲んだら石鹸の味がしたこと、最後に誰にも話すなと言われた事を何度も念入りに確認されたのち解放された
次の日も学校に行ったら、用務員のおじさんはいたが何事もなかったように無視された、それが自分が最後に見た用務員の姿になった
二週間後に担任から「ご家庭の事情により」件の用務員が辞めたことを聞かされたが、どう考えても自分が関係あるようにしか思えずに大変な事をしてしまったと震えた
担任に直球で辞めた理由を聴いたがはぐらかされた、しかし、うちの母はそんな気遣いとは無縁の人間だったので「ああ、その人だったら飲酒がバレて解雇されたんでしょ」と言われて俺は泣いた