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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

お雛様と結婚

Wikipediaの雛祭りの項目が面白い。
・日常以上オカルト未満

300 :名無しさん@おーぷん:2014/06/24(火)10:55:37 ID:izB5yuH5Q
ちょっと思い出したからカキコさせていただきます。
ここにいる皆さんだと言霊や九十九神ってありだと思ってくれると思うのですが
それを感じた我が家の出来事。時期外れはごめんなさい。
自分の家は姉妹二人で姉がいます。祖父母父母含め長女ばかり可愛がる毒親一族で私はあまりいい思い出がありません。
姉が生まれてすぐにお雛様が祖父母から贈られました。
七段飾りの素晴らしいものだったそうですが準備が大変でいつも母は文句を言っていたそうです。
しかし私が生まれた年に漏電により全焼。家族に被害はなかったもののお雛様は無くなってしましました。
自分が小学校に入るくらいになり「流石に・・・」と言うことで祖父母が再び購入。
今度はガラスケース入りの三段飾りで二人のお雛様ということでしたが実際には(まだ)姉の好みで買うことに。
それでも可愛くて綺麗なお雛様で私は大好きでした。
しかし当時、母が極端に女性性を嫌う人で私がウットリとお雛様をみていると「ませている」とか
「こんな年から色気づくなんていやらしい!」と怒られるので誰もいない時にこっそりと見ては
綺麗で柔らかく微笑むお雛様とお内裏様を見て「いつかこんな結婚ができたらいいな」と眺めていました。
一方の姉は「目が細くて気持ち悪い!お雛様なんて大嫌い!」とお雛様を毛嫌い。
私から見ると柔和で綺麗なんだけど姉には気持ちが悪いみたいでお雛様の前で
「私は結婚なんかしない!したくない!」とずっと言っておりました。
結局お雛様は姉が嫌がるのとめんどくさいからということで小学校高学年頃には出されなくなりました。
(重くて自分一人で出すのは無理だった)
さてそれから20年近い月日が経ち、一族の恥さらしと言われた私はとあるご縁でスピード結婚。
結婚して5年ほど経ちますし病気で子宝には恵まれてないですが今でも仲良し。
秀才で努力家と評価の高かった姉は未だに未婚。もう時期四十路。ここ数年は婚活に精を出していますが未だに実らず。
両親は最初はうちの夫を結婚相手にしようと画策(マジ)しましたが、今では諦め今度は夫の知り合いを紹介しろと
矢の催促。しかし夫的にも紹介したくても年齢が釣り合わないので紹介できない。
当人の性格なども問題はあると思いますが、時々良縁と健康を願うお雛様の前で「気持ち悪い」とか
「結婚なんかしない、したくない」と言いまくってたのでお雛様が姉の願いを叶えたのかなと思うこともあります。