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自称「プロブロガー」のエントリーがつまらない7つの理由

どもども、Hagexです。ビールが美味しい季節になりましたが、日記の更新が忙しくてあまり飲めなくて悲しい毎日を送っています。最近は「幸福な生活を送っている人は、ブログや日記を頻繁に更新しないのでは?」と感じております。

さて、マメに更新しているブロガー(笑)に喧嘩を売ったところで、本題に入りたいと思います。それは、「自称プロブロガーのエントリーはなぜつまらないモノが多いのか?」という理由を考えてみました。
これは長年感じていたのですが、最近はてな界でブイブイ言わせているid:netcraftさんの「プロブロガー時代の終焉と表のエンジニアと裏のエンジニア」という記事を読んで、「やっぱり、そうだよねー」と禿頭をポコポコと叩いて納得した次第です。
じゃ、私が考えた「プロブロガーを名のる人の記事がつまらない」理由をあげていきます~

理由その1 Google先生の奴隷になっている(神問題)

プロブロガーを宣言している人は、「会社を辞めて時間・活動的な自由を手に入れた。社畜からの~卒業♪」と尾崎紀世彦、もとい尾崎豊テイストの主張をする人がたくさんいます。確かに毎日満員電車に揺られず、アホな上司からも怒られず、アイ・アム・フリーーーダムなライフスタイルを送ることができますが、肝心要のブログは実は縛りだらけだったりします。
特にグーグル先生は、検索結果の流入、広告などで依存しているプロブロガーさんは多いので、先生の怒りを買わないようにビクビクしている人は多いですね。そしてライティングや発想にリミットがかかってしまいます。
リアル人生はフリーでも、インターネット上では全然自由じゃない! いやーん

理由その2 PVの奴隷になっている(PV病)

プロブロガーはPVを稼いでナンボと言えるので、PV至上主義になりやすいです。結果として「PVを稼げない記事は書かない」病になってしまいます。
趣味でブログを運営していたときは、グーグル画像検索で女性の顔をサーチして、「この人の性的な傾向は……」妄想を書いて読者の反応なんか気にせずに活動していた人も、プロブロガーになると、なかなかそんな事は書けなくなります。例は極端ですが、PVを気にし出すと自分が好きなことを書けなくなりツマラナイサイトになることはよくあります。プロブロガーに限らず、注目されてダメになるブログはこの轍を踏んでいるときがあります(枯渇する人も多いけど)。

理由その3 更新頻度の奴隷になっている(エントリー数依存症)

PV数をあげるには、ブログの更新頻度をあげるのは有効な方法です。しかし、平々凡々な人生を送ってきた人間が、1日に5本も10本ブログを書く……いや毎日1本更新でも面白いエントリーを書くことができるでしょうか? はい、できないですね。結果として、平々凡々的な読んでも毒にも薬にもならない、薄い内容のエントリーばかり量産されてしまいます。
プロブロガーのみなさんは、自分の書いた記事のクオリティが高いか低いか客観的にわかりません。が、記事の数は明確にわかるので、記事の質よりも数に意識がいってしまう傾向になるのです。

理由その4 金銭的な奴隷になっている(貧乏)

資産が100億円あるからプロブロガーになった……という話は聞いたことありません。配偶者が給与所得者でしっかり稼いでいる、という話はありますが(笑)。あの、カリカリスマスマのプロブロガーであるハヤト★イケダ先生も、年収は500万円(しかもメインはバナー広告販売収入)です。稼いでいる層がこの金額ですから、多くの人は貧乏でしょう。
お金がなくなってくると、ブロガーとしての矜持なんてすぐに吹っ飛んでいってしまいます。そして、貧乏になると仕事を選ぶことはできなくなり、発想も乏しくなります。ああ、お金がないってイヤですね。

理由その5 サラリーマンを馬鹿にしている(自意識)

「弱い犬ほどよく吠える ダメリーマンほど辞めてリーマンを馬鹿にする」というフレーズは、かの禿田禿蔵先生の言葉です。全員とは言いませんが、プロブロガーの人は、なぜかサラリーマンを馬鹿にしている・敵視している人がいます。
世の中にはサラリーマンスタイルが性に合わない人もたくさんいるので、別にサラリーマン以外の仕事で食っていくのは問題ないのですが、馬鹿にするのはダメでしょう。某プロブロガーは、仕事仲間の大学生が会社に就職が決まったことについて「サラリーマンなんて辞めろ辞めろ」と強要しており、読んでていて恐ろしくなりました。

理由その6 もともとツマラナイ人が実力を水増ししている(資質不足)

根本的な話になっちゃいますが、才能がない人ほど「プロブロガー」と名乗っている印象があります。携帯電話に死ぬほど詳しい、バックパッカーで20年暮らしている、美しく人の心を揺さぶる日本語が書ける……そんな人たちは、プロブロガーと名乗らずとも、兼業・専業にかかわらず、その才能を使って作品を発表しお金を稼いでいます。
翻って、プロブロガーを名乗る人は、「プロブロガー」という肩書きという金粉を塗って、自分を高く売りつけているんじゃね? と感じてしまいます。

理由その7 取材・編集・執筆能力がない、鍛えていない(努力不足)

ソースはインターネットからだけでなく自分で取材し、オリジナルソースを複数持っている。文章を正しく、わかりやすく書く訓練をしている。書いた文章をわかりやすく見せる構成、記事を魅力的にみせる写真や図のセレクト・作成ができる。
プロブロガーを名乗るなら、いまあげたスキルを持って欲しいですが、それらを兼ね備えた人はほとんどみたことがありません。
起承転結もなく何が主張したいか意味不明な文章、写真画像はフリーの素材から適当にセレクト(デジカメがこれだけ安いのに自分で撮影しない)。VISIOやイラストレーターといったソフトも持っておらず、自分で図すら描けない。ネタ元はインターネット、よくて書籍(そして転載)。誰でも思いつくコメント。
プロブロガーとはいったい何なのか? 考えさせられますね。


以上、私が考えたプロブロガーがつまらない7つの理由でした。異論反論は認めます!

追記:こちらもあわせて読んでね→ネット学級委員長が醜い!