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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

血みどろ復讐

オカ板のこのスレは創作がひじょーーに多い場所なので… あと、血がたくさんでます。
・本当にやった復讐 18

354 :本当にあった怖い名無し:2013/09/11(水) 21:44:28.59 ID:NTVPrP890
高校の頃、イジメにあっていた。
陰口なんて無視しとけばいいけど、連中は体育会系ばかりで、ひたすら肉体的に
痛めつけられるのがキツかった。
顔とか目立つところはやらないんだよな。
一番キツかったのは、マチ針の飾りを取って針だけにし、それをシャーペンの芯の
代わりに入れ、投げつけてくる「ダーツごっこ」だった。
授業中だろうが休み時間だろうが、的である俺がいれば始まる。
ガチに突き刺さるんだ。これ。
冬服だとわからないんだが、夏服だとシャツの背中に点々と血の跡が出る。
何度か先生が不審に思ってバレそうになったんだが、リーダー格のAがたまたま
その場にいて、「背中に出来たニキビを潰してくれって言われたんでw」とか何とか
ごまかされてしまった。
二ヶ月くらい経って、ストレスのせいか学校に来ると鼻血が止まらないようになった。
だくだく出るわけじゃないんだが、ときどきつーっと喉に流れ落ちる。
血って、飲んでると食欲ガタ落ちするのな。
お陰で4キロ痩せた。
ごめん、まとめて書いてたんだけど、以降消えてしまったorz
書きながら報告します。

356 :本当にあった怖い名無し:2013/09/11(水) 22:06:15.03 ID:NTVPrP890
その日もやっぱり、ダーツごっこが始まって、俺は必死こいて避けていた。
避けてるとエスカレートするのはわかってるんだけど、やっぱ痛いもんな。
するとAが「オイ避けんな。B連れて来てマトにするぞ」と言い出した。
Bは近所に住んでる幼なじみの同級生で、母親同士も同級生ということもあって、クラスは違っても俺と仲が良かった子だ。
俺は避けられなくなった。三本ほど、背中と腕に突き刺さったところで、見張りが
先生が来る!とご注進、その日のダーツごっこはお開きになった。
このままだと、本当にBを巻き込むことになるかもしれない。
それだけは嫌だった。
だから考えた。
翌日、その日も朝から鼻血が止まらない。
ただ、前日までと違って、鼻血を嚥下しなかった。
学ランのカラーのところに隠したチューブから、胸ポケットに入れた野菜生活100
の空きパックに、唾液と一緒に鼻血を流し込む。
昼休みまでに、パックの内容量はほぼ半分といったところ。
そしてダーツごっこが始まった。
俺はパックの中身をバレない程度に口に含んで、飛んでくるシャーペンに集中した。
自分のものとは言え、固まりかけたどろどろっとした鼻血の感触と唾液の生ぬるさは
かなり悍ましかったが、何とか我慢した。
ただ、これまでと違ったのは、こちらが今日で絶対に終わらせてやると覚悟完了
していたところだ。
数本のシャーペンを避けると、AはまたBのことを言い出した。
俺は黙ったまま、黒板に当たって落ちたシャーペンをいくつか拾い上げると、全力で
Aの顔を狙って投げつけた。目とかに突き立っても構わないと思っていた。
他は明後日の方向に飛んでいったが、一本だけ、Aの顔をかすめた。
支援ありがとう。もうちょっと。

358 :本当にあった怖い名無し:2013/09/11(水) 22:18:53.10 ID:NTVPrP890
途端にAがキレた。
走ってくると、俺の首に両腕を絡めて、膝蹴りを腹に入れて来る。
何発も何発も。
口中の唾液ミックスの鼻血と膝蹴りで、もどしそうになる。
俺は思いっきり、口中の血糊と胃液をAの顔面にぶちまけてやった。
言葉にならない悲鳴を上げて、俺から飛び離れようとしたAが椅子に引っかかって
盛大にコケた。
真っ赤に濡れた顔面だが、ビビってるのはよくわかった。
そのまま離れようとするAに、針シャーペンを拾いながら近づく。
カチカチカチカチカチカチカチカチ。可能な限り、針を長く出し、どこにぶっ刺して
やろうかと考える。
決めた。キンタマだ。松葉や竹串で銀杏を刺すようにしてやろう。
結局、実行前に先生が来て止められてしまった。
血で染まった歯をむき出しにしてニタニタ笑ってるという、なかなかホラーな絵ヅラ
だったようだ。
俺は血を吐くほど痛めつけられてキレたというていで、これまでのことを洗いざらい
ぶちまけた。
病院に行かされる前、鼻血入りパックはトイレで始末した。
俺の胃には潰瘍が出来ていたようで、血はそのせいだろうということになった。
これがきっかけになって、イジメが明るみに出た。
Aにやられていたのは俺一人じゃなく、余罪が出まくってAはスポーツ推薦どころか
退学になった。
取り巻き連中も、関与の度合いによって停学や退学、転学といった処置になった。
あれから十数年。
我が子のハイハイ姿を床にうつ伏せて撮っていたら、カメラに頭突きされて我が子は
ギャン泣き、こっちは鼻血が出たので、ついつい思い出した出来事だ。