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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

親父の父親は誰

戦争が元凶だよな〜
・今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 99度目

532 :おさかなくわえた名無しさん:2013/08/17(土) 00:35:16.03 id:PkfMZrVb
先日亡くなった大叔父が本当は祖父であるという秘密を俺だけに打ち明けられたこと。
大叔父(祖父の弟)が去年から入退院を繰り返し、何故か自分の息子夫婦に頼らずに甥である親父を頼ってきた。
ずっとうちの家族と距離を置いていて、いつも厳しくしっかりとしたジジイだった。
大学生の俺がジジイの着替えなんかを持ってくことが多いんだが、ある日「大事な話がある」と呼び止められる。
重々しい雰囲気に、俺は不謹慎にも「遺産の話か?」なんて思っていた。
ジジイの話は寝耳に水な話で俺の出生に関係ある話だった。

533 :おさかなくわえた名無しさん:2013/08/17(土) 00:35:49.78 id:PkfMZrVb
祖父母が結婚して間もなくに曽祖父が他界して、大祖父は祖父母3人で暮らしていた。
戦時中で、祖父は結婚して2年もしないうちに戦地に行くことになったらしい。
祖父の行くところはかなりヤバいところで、「死んだものと思ってくれ」と言い残して行ったとか。
家には当時21歳の祖母と当時12歳の大祖父だけになってしまった。
祖母もかなりショックを受けていたが、祖父が戦地に行って10日もすると奮起した。
「祖父の家の血を絶やしてはいけない」「天涯孤独になった大叔父に家族を作ってあげたい」
「ジジイと慰めてあげたい」と祖母は思ったらしく、ジジイを筆下ろし。
まだ自慰すら知らなかったジジイは魅了されて、それから毎日猿のようにしたらしい。
その結晶が親父な訳だ。
祖父が戦地に行く前セクロスした日と実際の妊娠には4、5週の開きがあったらしいが、親父が早産気味で産まれて時期の狂いが目立たない事と戦時中のゴタゴタでごまかされ、祖父も怪しまなかった。
祖父が帰ってきて数年一緒に暮らしていたが、祖父への申し訳なさ秘密の重圧に耐え切れず家を出る。
その後も祖父とは交流はあったが、後ろめたさから親父とは距離を置いていた。
大祖父は結婚し子供も授かったが、結局祖父は以降子宝に恵まれなかった。

534 :おさかなくわえた名無しさん:2013/08/17(土) 00:37:34.39 id:PkfMZrVb
もう祖父母も他界していて言わなきゃ誰も知らないのに何故俺だけに今言うのか、と聞くと
単純に「お前が一番俺に似てて可愛いから」だった。
確かに大叔父の息子も孫の嫁側に似てるのか大叔父の面影はほぼ無いと思っていた。
反面俺は若い頃のジジイにクリソツらしく、気に入ってるそうだ。
そんな話を聞いて嬉しいやら複雑やらだったが、心が楽になったのかソレ以降はジジイは本性を表した。
本性は厳しい人という印象を軽くぶち壊すおちゃらけジジイだったよ。
相当なスケベジジイで、2人っきりの時はいつも下ネタ。
「あの看護婦の乳はたまらん」とか「アレは乳はないが尻がいい」とか。
いい年してAVにもそれなりに詳しくて、好きな女優も一緒だった。
暴露されても実感なかったけど、下ネタでの息の合いようや女の趣味などはピッタシで、血の繋がりを実感した。
それからは悪友みたいな関係だった。
他の人が来ない日を狙って病室に行ってエロ物資を差し入れたりくだらない話をしたり。
ジジイは本性を親族にすら出さずにスケベ封印し、あえて真逆の人間を演じて生きてたらしく大変だったらしい。
その反動か、中高生みたいなエロトークで数時間経ってたことがあったほどだ。
すごく楽しかったけど、もっと早くこんな関係だったらって後悔した。
ジジイの最期は厳格なイメージとは程遠く、みんな「おかしくなってしまった」と思ってるけど、実は違う。
ボケたフリなんかをして看護婦や介護の人にセクハラしまくって心置きなく逝った。
厳格なじいさんだと思ってた人が実はスケベジジイで自分の祖父。二重の意味で衝撃的だった。

536 :おさかなくわえた名無しさん:2013/08/17(土) 00:43:34.71 id:dPg3mUww
大祖父?大叔父?
なんだかごっちゃになってないかい?

538 :おさかなくわえた名無しさん:2013/08/17(土) 01:09:43.06 id:PkfMZrVb
>>536
ごっちゃになってるわ。スマン。
じいちゃんの弟のことを言いたいから、大叔父だ。