昨日の「ダラシナイ生き方の危険性を教えてくれる家入一真氏」に関して、家入氏が以下のようにツイート。
努力とか苦労とかしてないと発言すべきでない、という考え方が大変不愉快。RT@hbkr 努力とか苦労とか大嫌い RT@sugajun "家入氏はそんな努力も苦労もせずに、「子供の教育が…」「震災復興が…」「日本を変えて…」とか言ってるので、大変不愉快に感じるわけですよ。
2013-06-18 22:08:39 via web to @hbkr
努力や苦労とかみんな好きだよなあ。そんな面倒臭いことをみんなが求めるから、誰も何もやらなくなっちゃったんじゃないの。何もやらなきゃ何も言われないしね。
しかし、家入ドンは「努力や苦労とかみんな好きだよなあ」って言ってるけど、99%の人は嫌いだと思うよ。好きだったら、努力しろ、苦労しろ、なんーんて誰も言わないもんね。俺も嫌いだし。ただ、この日本では「努力と苦労」「運」「才能」の3つのうち2つがないと成功できない。そして、「運」「才能」ってのは、本人にはどうしようもない要素(ある程度は動かせるが、それも「努力と苦労」が必要)。
結果を生み出さない「努力と苦労」でも、人の信頼は生まれる。そして家入氏にいちばん足りないのは信頼だ。
家入氏自身、コミュニケーション障害、実家の金銭的トラブル・両親の離婚、新聞奨学生をしながら美大に行くための予備校生活、2度の大学入学失敗(←個人的に逃げたんだと思うが)、客観的にみて「苦労と努力」をしている人だった。そして資本金30万円で会社を作り
社名を「paperboy&co.」に変えた。新聞配達少年=paperboyだった初心を忘れない、という意味を込めつつ、おしゃれっぽいローマ字表記にし、ティファニーみたいに“&co.”を付けてみた
平日は毎朝、子どもを幼稚園に送ってから出社し、土日は休んで子どもと遊ぶ。社長ブログは、2人の子どもの写真だらけ。できれば在宅勤務にし、家族とずっと一緒にいたいと思う。
(ひきこもりからIT社長に “paperboy”の軌跡 2006年のITmediaインタビューより)
と、インタビューで語っていた人が、こんなツイートをするとガッカリするよね。
人は時間とともに変わる。イイ方に変わればワルイ方に変わることもあるのは頭でわかっていても、実際に悪い方になっているのを見ると、とても悲しい。