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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

死に化粧の思い出

今回の主人公は930さんです。
・今までにあった修羅場を語れ 2

910 :おさかなくわえた名無しさん:2013/04/18(木) 16:29:54.34 ID:3xcwX+qA
死んだ母の化粧しろと言われた時
急だしせかされるし、母の鏡台探しても足りない物は自分のを使った
ベースとファンデと眉毛とアイシャドウと口紅、これで精一杯だったよ
死斑も出てたし、やるからには綺麗に送り出したくて、男共(親戚のおじさん)に「適当でいいよ〜」と言われ「うるさい!」と泣きながら怒鳴ってしまった
母は満足してくれたかな

917 :おさかなくわえた名無しさん:2013/04/18(木) 17:36:51.10 id:PtNSpf/f
>>910
私も死んだ母の化粧した経験ある
死斑こそ出てなかったけど、やっぱり生きてる人間とは皮膚の質感が違っちゃってて
あごにファンデ塗ってるときに皮がちょっとだけピロッてめくれてヒッとなった

930 :おさかなくわえた名無しさん:2013/04/19(金) 01:03:07.88 id:nJ7QmJDV
>>910>>917
同じくある。
留守電に何度も警察から電話があり、こちらから電話してみた。
「○○さんってご存知ですか?」と言われた。
家飛び出して行方知れずになっていた姉妹の名だった。
「私の姉妹です」と答えると自死しているのが発見され、アドレス帳を見てみたら
たったひとつ私の名前と電話番号が書かれていたので連絡してみたと・・・
真夜中3時間車走らせて警察につくと安置所に案内された。
索状痕をつけ顔半分死斑で真っ黒にした馬鹿の姿があった。
「どうしますか。連れて帰られますか」と聞かれたが、親はもう一人になりホームに入ってるし、親戚や友人達にもすべて切られていたから
葬式に来てくれる人もいない。
「こちらで骨にして帰ります」と答えた。
警察官に手配してもらうことにして、せめて最後は人並みに身だしなみ整えておくってやろうと思い、近くの24hに化粧品買いに行った。
顔の死斑を消すためにファンデ塗りこめながらこの馬鹿に今まで散々苦労かけられたことを思い出した。
索状痕消すためにファンデ塗りこめながらこの馬鹿に盗まれた数々の物やお金のことを思い出した。
アイシャドーとチーク塗りながらこの馬鹿が飛び出してからいろいろ出てきた余罪の事を思い出した。
最後に口紅塗りながらこの馬鹿の後始末に奔走した日々を思い出した。
化粧し終わり火葬所に運んでもらえる朝まで近くの休憩所で待つことにした。
(あ〜兄弟達にも連絡しなきゃな〜まぁ急ぐことでもないしこんな夜中だし朝になってからでいいか)とか
(勝手にいろいろ決めたけどもうこいつのことでわずわらしい目にあいたくないだろうからまぁいいやw)とか
取り留めのないことを考えてた。
夜明けが近くなり、ふとさっき警察官に見せてもらったアドレス帳に私の名前だけしかなかったことを思い出した。
通販の会社やお気に入りのお店だろう書き込みの中にたった一つだけの個人名が私の名前でそれに大きく赤丸がついていた。
情けなくなり哀れになり、その哀れさに初めて涙が出た。

931 :おさかなくわえた名無しさん:2013/04/19(金) 01:06:26.85 id:nJ7QmJDV

近くの24h→近くの24hスーパー
です。

939 :おさかなくわえた名無しさん:2013/04/19(金) 10:48:08.38 id:nJ7QmJDV
なんつーかなぁ・・・
紐が切れて落ちて、一日ぐらい時間がたって発見されてて
(朝ゴミだしに行くところが見られててその人が夜回覧板持っていって見つけたらしい)
もうね、ただただ哀れだったんだよ
こんな人生しかおくれなかったんだなって
いい人なんかじゃない
ただの自己満足です

940 :おさかなくわえた名無しさん:2013/04/19(金) 10:57:28.40 id:nJ7QmJDV
馬鹿が飛び出した後はしばらくごったがえしたけど
結局兄弟みんないい人とめぐり合ってそれなりに幸せに暮らしてるし
親には孫の顔見せておくってやれたし
何でこの馬鹿だけは死ぬまで馬鹿だったんろうなってさ・・・

941 :おさかなくわえた名無しさん:2013/04/19(金) 11:09:48.75 id:Z68SCpS/
死んでしまえば仏様、って言うくらいだから
ちゃんと見送ってあげてよかったんじゃないかな。
死ねばもう迷惑かけられないもんね。乙。

951 :おさかなくわえた名無しさん:2013/04/19(金) 21:14:00.76 id:nJ7QmJDV
夜になって読み返してみたら、いろいろ気分のままに垂れ流しちゃったなとか思いつつ・・・>>941
>死ねばもう迷惑かけられないもんね
甘いw
住んでた部屋の後片付けとか、近隣の部屋への詫びとか、大家との交渉(家賃滞納してやがったw)とか、新たな借金の判明とか
その他もろもろ死んだ後も迷惑てんこ盛りでした。
家賃滞納だけは、母親が
「これだけは葬式代として残してといてやる」と言ってかけ続けてた簡保で完済し、借金は相続放棄でぶっちした。
相続放棄も疲れるね。
次々現れる借金取りをあしらいながら
  (不思議なことに私が保証人になってるのもいくつかあったw
   あ〜知りません。文書偽造ですねw警察に届けたらどうですか?
   まぁ被疑者死亡で不起訴で終了ですねーwと笑い飛ばしたら引き下がったけどw)
親兄弟の戸籍取り寄せたり、最終住所地で手続きしなきゃいけなかったから、不備があったりして何度も何度もそこの市役所や法務局に足を運ばされた。
誰かが一気に処理したほうが万事早く終わらせられるので
フットワークの軽い私が無事処理完了させたよ。
最後にぶちまけると、この馬鹿が兄弟中最年長の総領長女で私が末っ子次女
一回りには足りないぐらいの年齢差で、馬鹿が飛び出したのは私が大学に入ったころだったな。
本当になんでこいつ一人だけとことん馬鹿だったんだろう。
今でもわからない。