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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

相続放棄だが株主

これは都合がいいな〜
・今までにあった最大の修羅場 £69

267 :名無しさん@HOME:2012/12/02(日) 13:18:42.76 0
父ちゃんの修羅場。
じいちゃんは和菓子職人で老舗の入り婿。
父ちゃんはその妾の子。
片身の狭い思いをして、大人になった。
父ちゃんは洋菓子畑に進んで、苦労して独立し小さな店から
頑張った。たまたまグルメ雑誌に載ったのがきっかけで、ちょっとハイソなマダム達のティータイムに愛用されたり、地元百貨店に商品を置いてもらえたり、地道に順調だった。
一方本妻の子は本業に身が入らなく、商品も時代から
取り残されて斜陽気味。土地持ちだったので、地元に
進出してくる超優良企業単身者目当てのマンションを建てて、不動産屋として
順調だった。そしてリーマンショック、円高で超優良企業が
地元から撤退することになり、本妻の子真っ青。建てたマンションを
担保に銀行から借り入れし、次のマンションを建てる、これを担保に
の繰り返しの自転車操業だったから。本当に困っているらしい。
そしてじいちゃんが死んだ。
お決まりの相続問題だ。
じいちゃんは入り婿だから、老舗和菓子屋の先祖伝来の財産には
名義は関わっていないらしい。負債ばかりだろうから、これでよかった。
ところでうちの洋菓子店を株式会社組織にしたとき、じいちゃんが
いくらか出資してくれたので、じいちゃんも株主の一人になっている。
本妻の子は父ちゃんにじいちゃんの遺産について「相続放棄しろ!」と迫っている。
父ちゃんは相続放棄は構わないが、うちの洋菓子店の株をどうするつもりだ?
本妻の子「自分が株主として引き継ぐ!配当よこせ、経営に参画させろ、老舗の和菓子屋の傘下に入る方が地元では顔が利くから。」だって。
本妻の子は自分が相続できる分は絶対自分で取るつもりらしい。
こじれまくっているので裁判になるだろうというのが父ちゃんの修羅場。
俺は父ちゃんの後をついで頑張るつもりだけど、この問題がうっとおしい。