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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

この人は恋人じゃありません!

そりゃ、そんな状況じゃいえない罠w
◇修羅場◇part98

391 :恋人は名無しさん :2010/07/21(水) 01:39:24 ID:A+mX8rNT0
私…当時大学生。
サゲ男…当時付き合ってた彼氏。私より五歳年上。
イケ男…友達の後輩。私より五歳年下。当時高校生。
浮気性で金遣いが荒く、モラハラのサゲ男にうんざりしていた私。
しかしモラハラの洗脳にかかり、「この人には私がいてあげなきゃ」と思っていた。
そんな時、友達にイケ男を紹介される。
特殊であるうちの大学に行きたいが、情報がない。話を聞きたいとのことで、相談に乗ることになった。
イケ男は高校生らしいかわいさを持った、しかしどこか大人っぽい男の子だった。
何気にいろいろ気遣ってくれて、サゲ男とは大違い。久々に女扱いされて、すごく嬉しかった。

393 :恋人は名無しさん:2010/07/21(水) 01:48:54 ID:A+mX8rNT0
すまんさげわすれた。
その後イケ男とは、受験の事で何度か連絡を取ったり、友達も交えて食事をしたりした。
もちろんその時の私には、イケ男に対する恋愛感情は一切ない。弟の面倒見るみたいな感覚。
その日はイケ男に大学の資料をあげて、食事をした。
相手は高校生なので、20時頃に早々と解散…しようとしたら、イケ男が家まで送ると申し出てくれた。今日は私の家の近くの本屋に寄って帰るからそのついでに、と。
無理をさせているわけではなさそうだったので、ありがたく送ってもらうことにした。割愛するけれど、当時軽くストーカー被害を受けた直後だったし。
ちなみにサゲ男はフリーターで、その日は22時までバイトだった。
楽しく話しながら帰宅。「ここだからもう大丈夫」と自分の部屋を見上げると…あれ、電気がついてる。おかしい。
サゲ男はバイト中だし、大体合鍵とか渡してないから入れるわけないし、ストーカーか空き巣だ…! どうしよう! と真っ青になる私。
そんな私に、イケ男が「一緒に部屋まで上がる」と申し出てくれた。
さすがに危険かもしれないし断ったけど、そこは高校生の浅はかさで(もちろん私も浅はかだったけど)大丈夫と押し切られ、携帯に110番をセットして部屋に向かった。

395 :恋人は名無しさん:2010/07/21(水) 01:57:47 ID:A+mX8rNT0
部屋からは不審な物音がする。ドアを軽くひねると、鍵が開いていた。
そっと音を立てないようにドアを開け、部屋へ…。
サゲ男が私のパソコンの前に座り、アレ系の動画を見ながらマスタベーションってた。
「はぁっ…はぁ! はぁぁ!」←初めて聞いたあえぎ声。気持ち悪かった。
私とイケ男ぽかん。むしろ目玉ぽーんだったかも。
当然何も知らないイケ男から見たら、不審者極まりない。
私を背中にかばいながら、「誰ですか?」と声をかけた。
サゲ男「…? っうああああぁぁぁぁぁぁ!」
私「きゃああぁぁ! 変態ぃぃぃぃ!」
思わず私も叫んでた。パニックになっちゃって。
だって合い鍵渡してないし、バイト中のはずなのにいる意味もわからないし、しかも人のパソコンで何してやがるこいつ…!
サゲ男はチンコんにちは状態のまま、「なんで帰ってきた」とか「誰だコイツ」とか言ってた。
イケ男「私子さん、知ってる人?」
私「しらない…!」

398 :恋人は名無しさん:2010/07/21(水) 02:05:16 ID:A+mX8rNT0
そりゃ「私の彼氏です」とは言えないよ。
彼女であるはずの私に「変態」「知らない」と言われ、サゲ男もパニックに。
サゲ男「誰だそいつぅぅぅぅ! 浮気してたんかぁぁぁ!」
って叫びながら、チンコんにちは状態で私に殴りかかってきた。
それを、イケ男が抱きしめてかばってくれた。(余談だがここで惚れたwww)
そしてそのまま重い学生鞄で反撃。サゲ男はチンコんにちはで転倒。
その間にドアを閉めて、イケ男が封じ込めてくれてる間に警察に通報した。
いくら恋人とはいえ、不法侵入に違いはない。しかもマスタベーションとか。
私は決心していた。他人のフリを貫く。そして今日でこの関係もおしまいだと。
すぐに警察到着。サゲ男連行。
恋人の家だと喚いていたが、私は「知らない」と言い張った。
その上イケ男が「私子さんの恋人は僕です。この人のことは知らない」と話をあわせてくれた。

399 :恋人は名無しさん:2010/07/21(水) 02:13:40 ID:A+mX8rNT0
サゲ男は、自分が浮気したいがために、言葉巧みに言い訳をして私たちの関係を周りに隠していた。
洗脳されていた私もそれに従っていたけど、それがサゲ男にとっては裏目に出た。
私の友人からも「私子とサゲ男が付き合っている事実はない」と証言され、めでたく変質者となった。
まぁ警察にこってり絞ってもらって、釈放にはなったけど。
二度と私に近付かないと誓約書を書かせ、サゲ男は実家に連れ戻されていった。
私は引っ越した。気持ち悪くて家に住めなかった。
その後「大丈夫?」と連絡をくれたり、何かと支えてくれたイケ男と、イケ男が大学生になった暁にお付き合いを始めた。
婚約したので厄落としに投下。
書いてみたらたいした修羅場じゃなかったかな。ごめんね。