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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

クリスマスの悲しい思い出

◇修羅場◇part90 より
映画「クリスマスキャロル」ってこんな話なんでしょう?
(※読むと肺の空気が汚れるので、閲覧にはご注意ください)

710 :恋人は名無しさん:2009/12/12(土) 15:09:58 id:Kp4U08wA0
叩かれ覚悟。
未だ吹っ切れてない数年前の修羅場。
大学生の時に喪だった俺にも彼女ができた。
彼女は人見知りで周りからちょっと浮いてて、今で言う森ガールみたいな服を着たメルヘンチックな子だった。
ギャルとかは彼女の子と見下したりしてたようだが、俺は彼女が大好きだったし彼女のことを理解してるのは世界中で俺一人だと思ってた。
クリスマスに彼女のアパートで一緒に晩飯を食うことになって夕方ぐらいに行った。
晩飯作ってる最中だから時間つぶしててといわれ、俺は彼女の部屋でぼけっとしてた。
絵本やらメルヘンチックな小物やら、ほぼ毎日来てたもんだからほとんど見慣れたもんばかりだった。
そんな中で見覚えの無いペンダントが机に置いてあった。
彼女の好みど真ん中みたいな感じの可愛いメルヘンチックな奴で、俺が見かけてたら即効彼女のプレゼントにしただろうなって感じの奴。
自分で買ったと思いたかったけど、それはクリスマスカードと一緒においてあった。
浮いてる彼女にはこんなものくれる友達なんかいない。
ダメだと思いながらもカードを見た。
そこには「(彼女)ちゃんと出会えたのは最高の奇跡って思えるぐらい大好きだよ!これからもよろしくね!」と書いてあった。
目の前が真っ暗になった。
彼女のことを理解してるのは俺だけと思ってたのにそれが覆されたのもショックだった。

711 :恋人は名無しさん:2009/12/12(土) 15:10:57 id:Kp4U08wA0
逆上した俺はカードとペンダントを掴んで彼女のところに行き「これはなんだ!」と詰め寄った。
彼女は「お友達に貰ったの。可愛いでしょ?」と涼しい顔で言った。
ますます興奮した俺は「お前プレゼントくれる友達なんかいないだろなんだよ援交か?浮気か?!」と喚いた。
浮気がばれたのに取り乱す様子のない彼女に腹が立って、ペンダントを床に叩きつけてカードをビリビリに破った。
すると彼女が「何するの!」と怒り出したのでますます腹が立って彼女の頬をひっぱたいた。
彼女は冷静になって「帰って。でないと警察呼ぶ」と言った。
ますます逆上した俺に「うるさい!」と今まで聞いたことのない大きな声で怒鳴って、机の上から封筒を持ってきた。
ペンダントを送ってきた封筒だと言って差出人を見せた。
差出人は女の名前で、随分遠くの住所が書いてあった。
黙った俺に彼女はネットの絵本サークルですごく趣味の会う友達ができたこと、帰省のついでに足を伸ばして友達に会いに行ったこと、クリスマスにはプレゼント交換しようと約束してたこと、ネットで友達を作るなんて気恥ずかしくて俺には言い出しにくかったことなどを話してくれた。
そして最後に「話も聞かずに暴力ふるうような人とは付き合えません」と言った。
どれだけ謝っても懇願しても考えを変えてくれなかった。
しばらくするとアパートも引っ越して携帯も変えられていた。
友達に仲を取り持ってもらおうと思ったけど、人見知りの彼女は怖がってますます嫌われた。
未だに彼女のことが忘れられず、他の女と付き合う気にもなれない。
共通の友達なんかいなかったから彼女が今どこでどうしているのかも知らない。

718 :恋人は名無しさん:2009/12/12(土) 15:26:54 id:xhw3LflOO
友達がいないってのが重要だったんだな。
彼女を理解できるのは俺だけ!って状況に酔ってたんだろ

721 :恋人は名無しさん:2009/12/12(土) 15:28:44 id:tdZ3SqJJ0
友達なんかいねーだろ発言から察するに、心の底では見下してたというか、自分より下に見てたんだろうな。
「理解」というのも、何か対等な意味での「理解」ではなさそう。

722 :恋人は名無しさん:2009/12/12(土) 15:32:02 id:Kp4U08wA0
>>718
それはすごくあった。
彼女にとっての唯一の存在って言うのに酔ってた。
>>721
見下してはいなかった。なんて言うか、俺にとって彼女はどこかお伽の国のお姫様みたいな感じで、友達なんて俗っぽいもの作るのが許せなかったって部分はあったと思う。

727 :恋人は名無しさん:2009/12/12(土) 15:48:57 id:Kp4U08wA0
書き込んだのはクリスマスが近くなって思い出したからと、当時友達に泣き言を色々言った時
「お前は悪くない」みたいに慰められたんで一度ボコボコに叩かれて反省したかった。