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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

ドリームがヘルに

・※※※※私は見た!! 不幸な結婚式 75※※※※
新婦は、ちょっとだけ身の丈にあわないことをしただけなのに、そのしっぺ返しが凄い。まあ、夫が全て原因なのだが… これは見ていて痛々しい結婚式

216 :愛と死の名無しさん:2009/09/22(火) 22:04:30
結構不幸と思われる披露宴&二次会に出てきた。
ひたすら疲れた…orz
新婦は総合病院手術室勤務のナース。20代半ば。
今回の結婚に一族郎党命をかける、ドリーム全開花畑脳。
新郎は30代半ばの医師。バツイチ子無し。実家は非医師の自営業。
新郎が大学病院から新婦の勤務する総合病院に転勤してきたのがきっかけ。
新婦側の強い希望で県内最大の一流ホテルで挙式。
前の結婚では式無しで物足りなかったという新郎母の全面協力のもと、バブル時代を彷彿とする派手婚を新郎側全負担にて実施。
披露宴は300人規模まで膨れ上がる。うち250人が新郎側。
新郎が中高一貫の男子進学校出身で、かつ地元の医学部出、友達も同僚もほとんど医師。
大学病院からは教授以下、所属科医局員ほぼ全員が出席。
新郎が医長なんで、勤務先病院からもほぼ全科の医長クラス以上が出席。
まさに石を投げれば医師に当たる状態の中、新婦側出席者は親族含み完全に萎縮しきっていた。
ちなみに私も新婦側同僚ナース。
他の子は独身医師と知り合いになるチャンスと盛り上がっていたが、披露宴は…私の予想どおり単なる医師懇親会と化した。

217 :愛と死の名無しさん:2009/09/22(火) 22:06:48
プロの司会進行でサクサクと式次第は進み、高砂周囲はちゃんと披露宴の体裁だったが、真ん中から後ろの席はあっという間にフランクな飲み会状態に。
高砂席を見もせず、互いにビール持って挨拶&乾杯。
あちこちに勝手にグループ形成して同窓会状態の中堅医師達。
一部若手医師も、新婦側友人席に椅子ごと移動&ナンパ開始。
新婦側友人・同僚も、独身医師との交流を優先し、新婦ほったらかし。
そもそも仕事優先な職業なので、2割弱の出席者が駆け込みor遅刻。
各地で誰かの携帯が鳴り、その都度席を外したり、そのまま退出する者続出。
仲人の院長は、新郎新婦より主賓の教授に気を使っているし、教授は教授で、スピーチで新婦の名前を間違えるし。
しかもよりによって、新郎の元妻の名前。
教授の間違いを誰も指摘できず、新郎は真っ青、新婦は能面状態に。
それをきっかけに、私達の隣席の新郎同僚たちが、新郎の元妻の話題で盛り上がる。
いわく、新郎と元妻は大学時代からの付き合いで、性格も良の実力派美人女医。
ひとつ年下だったが、留年した新郎に追いつき同期卒業&医局入局。
新郎と同じかそれ以上に働いて家事もしてたが、過労で流産→ノイローゼに。
それを新郎が持て余してついに離婚となったそうな。
流産後、元妻が妊娠し辛くなった可能性が高いと考えられたのも、挙児希望の強かった新郎(と新郎両親)には不満だった…ということらしい。
とにかく、新郎同僚(元妻とも同僚)は男女問わず元妻に同情的で、なんであんなできた嫁と別れたんだろうね〜、バカな男だよと新郎ボロクソ。

218 :愛と死の名無しさん:2009/09/22(火) 22:08:56
そんな折、上座に挨拶まわりをしていた新郎同僚がニュースを仕入れて戻る。
他県大学の准教授として転出した元医局長が招かれているのだが、彼が今年入籍した相手がなんと、新郎の元妻その人で、しかも現在妊娠中。
新郎と元妻が離婚するかしないか揉めていた当時、医局長だった准教授が元妻の相談にのっているうちに彼女の人柄にすっかり惹かれ、准教授として転出後も電話やメールでやり取りが続き、口説きに口説いて今年ようやく入籍・同居にこぎつけ、めでたくご懐妊となったらしい。
まさか元妻が准教授令夫人になっているとは知らなかったのか、今回の披露宴もご夫妻でと招待されていたらしいが、さすがに元妻は出席せずホテルのティーラウンジで待っているとのこと。
それを聞きつけた大学側参加者、特に女医は元妻に会いたいと速攻で退出していった。
披露宴後、大規模な二次会が予定されていたのだが、有志による元妻との茶話会が企画されたとの情報が流れ、元妻と少しでも接点のあった参加者は、そちらへ移動開始。
独身医師が移動すると、彼らとの出会いを期待していた新婦側参加者も浮き足立って、新郎新婦へ挨拶して会費を幹事に払うと、医師達を追いかけてゾロゾロと退出。
広い二次会会場には、幹事と元妻情報に乗り遅れた新郎側医師(既婚)
これ以上人が減ったらさすがにまずいだろうと、帰るに帰れなかった新婦同僚
(私を含む)の、計10名足らずがいるばかり。
着替えてやって来た新郎は、スカスカな会場に呆然。
新婦は激怒して絶叫。花束を投げつけて踏みにじり、床に崩れ落ちて号泣。
あれだけ気合い入れていたにもかかわらず、式の間どころか二次会まで無視された新婦。
そしてあろうことか元妻に話題と関心を根こそぎかっさらわれた形の新郎。
関係者の中で誰か幸せな人はいたのかなあ…

228 :愛と死の名無しさん:2009/09/22(火) 22:46:02
216です。
混乱や修羅場っぽい状況になると、かえって覚める性格です。
可愛げなくてすいません。
新婦を嫌ってはいません。
むしろ結婚が決まるまでは、仕事熱心で思いやりのあるいい子で気に入ってました。
まわりの子も、もう少し思いやりとか常識があると思ってましたが…
医師と結婚するというだけでここまで人って変わるんだろうかと情けなくなりました。