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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

宮澤 喜一伝説

宮澤 喜一が亡くなった。宮澤 喜一は数々のエピソードを残しているんだけど、これまた嫌味な話が多くて興味深い。Wikipediaに彼のエピソードがまとめられていたのでいくつかピックアップ。

学歴に異常なこだわりを持つ上に、母校東大へのこだわりが強く、後輩議員や新聞記者たちに学歴を事細かに聞き、東大卒でないと露骨に馬鹿にするので非常に嫌われていた。

宮澤はこの学歴へのこだわりで、様々な人を敵にまわす。もし彼がここまでこだわりをもっていなかったら、政界の勢力図はだいぶ変わったんじゃないかな?

ある政治部の記者が、達筆で知られる宮澤に「田中氏や福田氏の書く字はどう思われますか」と質問すると、宮澤は小首をかしげて「あなたは、あれが字だと仰るんですか?」と切り返した。

彼が嫌味なやつだとよくわかる(笑)

大変に酒癖が悪く、酔った席上で、記者に対し「金丸さんという人には、簀巻きにして川に沈んでもらったほうがいい。山梨には、釜無川というちょうどいい川があるそうですな」と、金丸信を痛烈に批判した。しかし、後に「識見と豪腕は日本一」と金丸に接近し、金丸のバックアップを得て首相に就任した。その金丸が東京佐川急便事件で議員辞職に追い込まれた際、幼稚園を訪問していた宮澤は、その知らせを聞くなり、あまりの嬉しさに幼稚園児に混じって踊りだした。日頃、滅多にパフォーマンスをしないだけに、周囲の者は「首相はご乱心か」と心配したという

簀巻きにして金丸信の地元である山梨の川に流せ! といったり、金丸に力を借りておきながら、彼が逮捕された時はうれしさのあまりに幼稚園児に混じって踊りだしたりと、嫌味ならやろーだけど、なかなか憎めないキャラだ(笑)。
他にも自民党を野党にしたり、議員会館で英字新聞をよんで新人議員に怒られたり、首相経験者なのに大臣になってみたり、クリントンより英語が上手いといわれたり、伝記を書くときは楽そうな人だ。