噂の女
神林 広恵 1575円
噂の真相で16年間働いたスタッフの手記。入社から一人前になるまで、東京地検特捜部からの刑事告訴から休刊に至るまでが書かれている。以前紹介した『噂の真相』25年戦記 は、「スキャンダリズムとは〜」と思想的なものが全面的にでており硬い感じだったが、この本は対照的。岡留編集長の社内管理のだらしなさや入社後すぐに大量にスタッフが止めて往生したり、編集部内での泊まり作業が禁止だったりと、噂の真相を読んでいた人間になかなか面白いエピソードが満載。
次は「則定衛東京高検検事長の女性スキャンダル」「森喜朗首相の買春検挙歴報道」などをスクープした、噂の真相のスタッフ西岡 研介が書いたスキャンダルを追え!『噂の真相』トップ屋稼業を読めばバッチリか?
→以前の関連日記
・元女性編集者が明かす「噂の真相」の真相 (ZAKZAK)本人の写真あり