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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

お化けより怖いもの

なんちゅー破壊力
・笑える修羅場、衝撃体験【お茶請けに】

225 :名無しさん@おーぷん :2016/02/08(月)02:04:36 ID:BtE
小学校高学年の時、「トイレの赤マント」という怪談が流行っていた。
全国的におなじみの話で、いろいろバリエーションがあるけど、うちの学校では、トイレの左から3番目の個室に入ると、「赤いマントをあげようか?」という声がする。
「はい」と答えると、背中にナイフを刺されて、赤いマントのように背中一面が血だらけになる。
「いいえ」と答えても、黙ってて答えなくてもコロされる。
ということだった。
みんな結構、本気で怖がっていて、トイレには一人で行かないようになっていた。
ある日の放課後、ゴミ当番か何かで遅くなって、一人でトイレに行った。
だいぶ薄暗くなっていたし、一人は怖かったけどしょうがない。
個室から出ようと思ったら鍵が開かない。
古い学校だったのであちこちたてつけが悪く、入っていた個室もドアがゆがんでいたようで、あわてて押したり引いたりしたが、びくともしない。
そのうち、部活か何かを終えたうちのクラスの女子グループが、トイレにどやどやと入ってきた(声でわかった)。
外から押したり引いたりしてもらったら開くかな、と声をかけて頼もうと思った。
で、「すみませーん」と大声を出してみると、それまでぺちゃくちゃしゃべっていた女子が一瞬でしーんとして、「え、誰かいる!?」と騒ぎ出した。
「声がしたよね、今!」
「あっ見て、左から3番目の個室が閉まってるよ!」
そういや自分が入っていたのはそこだった。気がつかなかった。
ともかく協力してもらおうと「あのねー!」とさらに声を上げると
「いるよいるよ!誰かいる!」とさらに怖がり出した。
いやトイレだよ、誰か入ってたって当たり前でしょうが。
事情を説明しなくちゃと思っていると、ふいに鍵がガチャンと開いた。
扉に体重をかけていたので、扉が開くと同時に転げ出てしまった。
女子は一斉に「キャーーーーッ!!!」と悲鳴を上げて、走って逃げて行ってしまった。
翌朝、学校へ行ってみると、クラスでは女子トイレに赤マントが出たという話でもちきりになっていた。
転がり出てきた人の背中にナイフが刺さって、血で真っ赤になっていたということになっていた。
私の服は赤じゃなかったし、もちろんナイフで刺されてもいない。
しかしそれは自分だというのもバカバカしいので黙っていた。
男子も女子もざわざわして授業に身が入らず、ついに担任の先生が怒り出した。
「バカなことを信じるんじゃない。本当に怖いのはなあ、オバケよりオバカなんだぞ!」
クラス全員「!…………」
男子も女子もそれまでの騒ぎが一瞬で氷点下まで冷めきった。
リアル怪談話より、オヤジギャグの方が威力があることを知った日だった。

あと数時間で恋人

うむむむ。
・今までにあった最大の修羅場を語るスレ6

833 :名無しさん@おーぷん :2016/02/08(月)01:13:16 ID:IHI
来週末はバレンタイン。
去年の私の恋心の供養の為に投下します!
長年片思いしていた大学のサークルの先輩。
彼女がいると聞いてアタックできなかったけど
ある時期からサークルOBの飲み会にフル出席するようになり
彼女と別れたと聞いたので、私は戦闘モードに入った。
積極的にアドレスを聞いて、先輩の趣味の知識を詰め込み
会社帰りの食事や、映画デートをする仲に発展。
距離が縮まる高揚感は今でも忘れらない。
毎晩LINEで会話する仲になり
ちょうど一年くらい前、バレンタインの前
「バレンタインにデートしてくれますか?」と聞いたら
「OK!」の返事が。
私の脳内はお花畑が満開になった。
バレンタインに告白→了承→晴れて彼女の座ゲット!
舞い上がっていた実家暮らしの私は親に
「飲み会行くけど、今夜は友達のところに泊まるかもグフフ」と用意周到。
いろいろ察してくれた姉がアクセサリーを借してくれて
コーディネートも完成させてくれた。

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薬を飲まなきゃ

これは痛いね。
・中二病だった頃の黒歴史晒してけ

187 :名無しさん@おーぷん :2016/01/12(火)17:21:58 ID:etR
身体が弱い病弱な女子設定で過ごしていた時期があった。
すぐ咳き込んで座り混んでしまったり、パニックになって過呼吸…みたいなのを演出した。
ちょうどその一年前にとある病気にかかり(メジャーなやつ)、医者から沢山の種類の薬を処方された。ただでさえ数が多いのに合わない薬もあったりで再処方されたりと結構な数になった。錠剤やらピンクと赤のカプセルやら7種類ぐらい。
結局全部飲みきる前に治って手元に使わなくなった薬だけが残ったんだけど、それを1つずつ開封してジャラジャラと小瓶に入れて持ち歩いた。
で、発作(演技)が起きた!薬飲まなきゃ…!ハアハアって言いながら適当に数個薬を飲み込んでた。なんの薬かは知らない。
それを約半年演じた結果見事に生理が止まった。
幸い今は問題なく子供に恵まれてるけれど一体何考えてたんだと未だに親にも旦那にも言えない黒歴史になってる。

100ページの小説

配ったのは……失敗だったね。
・中二病だった頃の黒歴史晒してけ

188 :名無しさん@おーぷん :2016/01/14(木)11:56:15 ID:2le
中学の授業で小説を書くという授業があった。
皆適当に十数ページだけ書いて提出するなか、厨二病丸出しの痛い話を百ページ近く使い書いていた。
まぁ提出だけなら、周りには真面目だったんだなで終わる話だったんだが、まさかの事態。
先生が偉く気に入ってしまい、クラス中に先生が印刷して冊子にし配るという愚行に…。
幸い苛められたりは一切なかったが、いい大人になった現在も数名の友人の手元に黒歴史満載の冊子が残っている。
たまに思い出して恥ずかしくて悶える。

いじめっこが映画出演

うむむむ。
・復讐とまではいかないちょっとしたいたずらや仕返しを語れ 3

407 :名無しさん@おーぷん:2016/02/07(日)12:54:58 ID:6Cd
以前、ある無名の若手俳優と素人ばかりを使った映画が封切りされて観に行ったとき
主役の男の子を見て衝撃を受け、途中で映画館を出た。
友人に誘われて観に行ったのでキャストを知らなかったんだが、知ってたら絶対見なかった。
そいつは中学時代、俺の親友の妹を苛めたやつだった。
何をしたわけでもない、普通の目立たない女の子だった。
親友の家に遊びに行くと可愛い顔して挨拶にくる、本当に普通の可愛い子だった。
なのに存在にいらつくとか勝手に言われて苛められて、彼女は心を病んで転校した。
そいつが笑顔が爽やかな少年としてスクリーンデビューしている事実に衝撃を受けた。
卑怯だと言われてもいい。俺は2chの彼のスレッドに書き込んだ。
昔の苛めの件で劇団に苦情が来てるーーーみたいな嘘を書き込んだ。
俺が書き込んだのはその日だけ。
だけど、翌日から俺のなりすましや、もしかしたら別にいた被害者?から
やつの過去の苛め話がどんどん出て来た。
苛めだけじゃなく、煙草や窃盗の話しまで出て来た。
それが事実だったのかどうかは知らない。
だけど、どんどん書き込まれていくレスと
必死で擁護するファン(どうやらリアル友らしい)のバトルを見るのは面白かった。
面白かったのは、その自称リアル友のファン自身が
「昔の話だ」「今はそんなことしない」「今はいいやつ」と微妙に肯定してしまってること。
結果、スレはアッと言う間に寂れて行った。そして消えた。
今は気が付かないぐらい小さな役でたまに出てるだけ。
メシウマすぎてザマーミロと思う。

性差別する母

ええ、姑さんや。
・復讐とまではいかないちょっとしたいたずらや仕返しを語れ 3

409 :名無しさん@おーぷん:2016/02/08(月)05:58:06 ID:r3T
よくある話みたいだけど母は長女の私にだけ厳しかった
同じこともしても叱られないとか門限に遅れても閉め出されないとか他人から見れば違いは些細なことだけど、弟との差を日常生活の中で実感しながら生きるのは苦しいことだった
性犯罪にあった友人。旦那さんに殴られていたアルバイト先の女性。この世界で女の子が生きるのは辛くて悲しいことなんだなぁと中学の頃から考えていた
人生に投げ遣りになっていた私を愛してくれた夫と義理の両親には感謝している
自立してからはずっと母と疎遠だったけど、寝たきりになってしまった姑さんを安心させるために歩み寄ろうとした。結論から言うと失敗だった
母は相変わらずだったけど、心を整理する方法も聞き流し方も昔から使ってきたものを流用すればよかったから逆に楽だった
無神経で刺々しい発言は昔からだったから平気だった。鈍感なところも無視した。怒鳴られるのも馴れていた
それでも辛いことは一つだけあった。母は二人目の子供を作ることを執拗に求めてきた
娘だけで十分とか今のご時世だと一人だけで精一杯だとか軽い調子で言っても駄目だった
やれ昔は何人も産んで当然だった、やれ昔は男の子が生まれるまで頑張った、やれ今の女は甘やかされている、やれ兄弟がいないと寂しい
一回目は聞き流した。二回目も耐えた。十回も同じこと言われて流石に怒りで死にそうになった
「私が弟との差を訴えた時、あんたは「最初の子供だから分からなかった。仕方ない」とか言い訳して詫びの一言も言わなかった」
「親にとってはたくさんの子供の一人でも、子供にとってはたった一度の人生」
「私は自分の子供の人生を今後の子育てのための実験台として消費したくない」
「実の親にまで男の子と差別されてこの世界に絶望する女の子を増やしたくない」
ずっと言いたかったこと、当時は言葉にできなくて伝えられなかったことを吐き出した
ティーカップを投げ付けてきた母を置いて帰った
姑さんに「どうしてもお母さんに会いたいの?」と尋ねられて、ああ無理して会う必要はなかったんだなぁって、胸が軽くなった
はっきりと断絶したこともあって、今は昔よりずっ と落ち着いた気持ちで過ごせてる

炎上を見る者は炎上に襲われる

Flaming watch Flaming catch.(炎上を見る者は炎上に襲われる ネットの古いことわざ)

カリスマ炎上ウォッチャーブロガーの禿田禿蔵氏は苦悩していた。

彼は炎上屋として、自身のブログとTwitterを駆使し、小学生ブロガーから国家機関まで相手を選ばず戦ってきた。デマが流れれば検証エントリーをあげ、学費クレクレサイトをできれば矛盾点と疑惑を晒し上げ、国の機関が情報漏洩を行なえば証拠を押さえて質問状を送る人間であった。

禿田氏は一流の炎上屋、武闘派ブロガーとして名を挙げた。

禿田氏はなぜ戦うのか。「正義ごっこがやりたいんだろう?」「ボヤにガソリンをかけて騒ぎを大きくして楽しんでいる」などと指摘されることもあったが、それは違う。彼の炎上モチベーションは「え、これはオカシクナイ?」という純然たる相手に対する疑問であった。その純粋な気持ちがあったからこそ、彼は十年以上魑魅魍魎が徘徊するインターネットの世界でで、ダークサイドに墜ちず10年以上活動することができたのだ。

複雑に入り組んだ事件をわかりやすく説明する方法、公平なようで相手を攻撃するまとめ作成術、弱者感を強く出して読み手の同情を買う、Twitterで相手をワザと怒らせてtoggeterにまとめて被害者ぶる……など、さまざまな技術も学んだ。文章は苦手だし、誤植も多いが、それらを超える情熱で読者に訴えかけてきた。

しかし、禿田氏は最近この活動に疲れてきていた。

愛用の真っ白なHappy Hacking Keyboardのキーをタイプすれば、キーの間から赤い血が噴き出す。Microsoftの白いマウスを動かせば、その軌跡は真っ赤な筋となってデスクに刻まれる。モニターも上部から黒い血がダラリと流れてくる。そう、彼が長年潰してきたサイトの人間が怨念となって、現れているのだ。禿田氏の手は、紅く染まっており、石けんで洗ったぐらいでは落ちない。こうなることは当然だと禿田氏は諦観していた。

いつからこうなったんだろう? ブログをスタートした際、その説明文に「紅茶とスイーツのほっこりブログです」と入力した。神のイタズラか、仏の遊び心か、2万以上のエントリーをアップしたが現在もまだ紅茶とスイーツについて言及した記事は書いていない。

私の手は血で真っ赤だが、読めばみんなの心がホンワカと温かくなる記事が書きたい。そうだ、そうしよう。隣にいる猫も「にゃー」と鳴いて、私のチャレンジを応援している。

だが、人の性質はそんなに簡単に変わらない。料理写真を撮って、Instagramと連動してブログにあげようとしたが、トマタマを作ってしまい。最近情報商材屋になったトマトブロガーを思い出し、そちらを叩く記事を書いてあげてしまった。

Hokkori was not built in a day.(ほっこりは一日にして成らず ホッコリストの古いことわざ)