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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

あまりにも人間的

enemy】真のエネミーは義実家ではなく配偶者147【敵】(家庭板@2ちゃんねる
他人事だから言えるんだけど、不倫の問題や姑嫁の大バトルはウォッチしていて面白い。
自分も含めて、大抵の人間は完璧でなく、恋に浮かれて判断を誤ったり、思慮が足らなくて間違えを犯したり、見ていて「おいおいそれをダメだよ!」と突っ込みつつ、その人間臭さが堪らない。
神話や文学にはそんなテーマや感情をたくさん取り扱って今日まで語り継がれてきたが、現在は詠み人知らずの詩がネットに数多く書き込まれている。
そんな壮大な気分で以下の書き込みを読むと、まるでロシア文学を読んでいるような気持ちになりますが、冷静に考えるとよくある三文小説の展開です(笑)。
(以下改行は読みやすいように調整しています)

825 :1:2009/03/29(日) 21:17:36 0
ウトは貧しい家の出で、中卒で働き家族に送金し、トメは貧しいながらも子育てをし、夫を支えてきた。小さいながらも会社を立ち上げ、堅実に経営をしてきた。
その働きづめの人生で、突然はっちゃけてしまったウトは50にして28歳のホステスに入れ上げた。ちなみに義姉は当時30歳。
ホステスさんも結構かわいそうな身の上で、ウトにべったり寄りかかり、ウトもかわいそうな子なんだ、とべったり寄りかかられていた。
子供の頃から親に虐待されていて施設育ち、今でも背中に大きな痕が残ってるとかなんとかで、「見たんかい!」と…
ウトは財産のほとんどをトメに渡し、愛人と出て行った。
土地建物は処分して、超良トメは私たち夫婦と同居。
義姉は婚家で「淫乱の血が流れている」といびられ、義姉夫が奮起して転職し、今は遠方で暮らしている。
カウンセリングなどを受けながら、傷を癒していき段々と元気が出てきたトメにロミオ手紙。
俺は何を勘違いしてきたんだろう。何を間違えたのだろう。
俺の人生にはお前が一番必要だった事をなぜ忘れたのだろう。
辛い時も苦しい時も、お前が居てくれたからこそ頑張れた。
娘も息子も、お前が居てくれたからこそ育てる事が出来た。
仕事も、お前が家で笑っていてくれるからこそ会社を大きくする事が出来た。
くじけそうな時、お前が俺を笑顔で励ましてくれたからこそ立ち直れた。
あの時、小さな手が4つ、優しい手が2つ、俺を支えて来てくれていた。
だけどもうあの時の事はまぼろしのようだ。
何とバカだったのかと何度自分を責めたか分からない。
ホステス子はおにぎりを手で握っていた。お前は型で作っていた。
それをホステス子の愛情なのだと勘違いをしてしまったんだ。

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現代の魔女狩り

愛知県半田市の中学校で発生した「流産させる会」の事件。

中1が担任「流産させる会」…給食にミョウバン、いす細工(2009年3月28日12時48分 読売新聞)
愛知県半田市の市立中学校で、1年生の男子生徒11人が、担任で妊娠中の女性教諭を「流産させる会」をつくり、この女性教諭の給食に異物を混ぜるなど悪質な嫌がらせを繰り返していたことが28日、わかった。(後略)

悪質な事件で、嫌がらせをした中学生達に対して怒りを持つのは当然だ。
が、ネット上では行き過ぎた犯人探しが横行しているので、それはそれでとても怖い。
舞台となったとされる中学校はWebサイトを持っており、ここに掲載されていた中学生の名前が「犯人」として、2ちゃんねるに張り付けられ、その情報がmixi日記に書かれたり、事件のまとめサイト(←は削除済)に書かれているようだ。


上は某ブログのコメント欄とmixiの某日記で、「流産させる会」のメンバーとして本名が書かれている。しかし書かれている名前を比較してみると、まったく一致しない。どちらかの情報は確実に間違いだし、全部間違っている可能性も高い。
妊娠した先生を流産させようとした犯人に怒りを持つのは理解できる。しかし、確実じゃない中学生の名前を、ネットにペタペタ貼るのは「流産させる会」のメンバーとやっていることは変わりがない。