これはヒドイ。
・百年の恋も冷めた瞬間 Open
395 :名無しさん@おーぷん :2014/08/30(土)00:06:22 ID:uxoidM7iT
約10年前に付き合っていた人との話。
スペックは当時のもの。
私、26歳 ネトゲオタクな社会人 容姿はクロマニョン人に似てると言われる。身長156cm。ツルペタ胸ヒョロガリもやし。
彼氏、22歳 ヘルパー志望の学生 容姿はお世辞にもカッコイイとは言えない位の感じ。身長165cmくらい。ピザとまでは行かないデブ。
彼氏との出会いは当時やってたネトゲだった。
出会いを求めて遊んでた訳ではないが、一人で狩りをしつつうろうろ。
装備出来るアイテムだが店に売って良いのか解らずその辺にいた人全員に向けて質問発信。
答えてくれたのが彼氏だった。
何にも解らなくて色々教えてくれ、その後彼氏の加入してるギルドに迎えられ、そこそこ楽しく遊んでた。
オフ会が開催され参加。
彼氏とは、住んでる地域が近いのもあってオフ会以降ちょこちょこ連絡を取り合う仲に。
そっから一年ほど友人期間があり告白されて交際スタート。
彼氏は介護する人になりたいと目をキラキラさせて語っていた。
そんな話を聞いていて「人の役に立つ仕事を選ぶって凄いなぁ…」と感心していた。
ある日友達と一緒に大型ショッピングセンターのフードコートでご飯を食べていたら、聞いた事がある声が聞こえて来た。
声の方を見たら彼氏も友人とそこに来ていた。
彼氏の席からは柱が死角になり私が見えないようだった。
ただ彼氏の話してた内容は耳を疑うものだった。
彼氏「そういやさぁ…この前テレビにZ武が出てインタビューされてたんだよ。でさ、インタビュアーが「今、一番欲しいものは何ですか?」って聞いた訳。したらさ、アイツ何てったと思う?」
彼氏友人「…さぁ?何て言ったの?」
彼氏「「翼が欲しい」って言ったんだよ。俺さ、そこで大爆笑。「お前翼の前に手とか足とかたりんモンいっぱいあるだろーw」ってテレビに突っ込んだよ(ゲラゲラ」
彼氏「マジな話さ、ガイジって本当身分弁えてないよなぁ…目につくだけでイライラするし、本当サクッと死ねばいいのに。きめぇんだよ。」
おおよそこのような内容を喋っていた。
私は頭から冷水を浴びせられたかのようにスッと彼氏への気持ちが冷めて行ったのが分かった。
お付き合い始めたばかりで肉体関係もなかったし、何の後腐れもなく直ぐに別れられると思って彼氏の携帯に連絡をした。
電話を見てため息をつく彼氏。
彼氏「クロマニョンから電話来たわ。ちょい出るから黙ってて」
続きます
396 :395◆nxAHHlS/46Hd :2014/08/30(土)00:36:14 ID:uxoidM7iT
続き
彼氏は友人に言うと、電話に出た。
彼氏「はいはーい☆どうしたの?」
私「いま何してるかなって、ちょっと気になって電話。」
彼氏「友人と遊んでるよ?そっちは?」
私「偶然だね~私も友達と遊んでるよ。」
彼氏「へぇ~。今どこ?良かったら合流しない?」
私「今後ろにいるよ」
彼氏「…え?え?」
私「全部聞こえちゃった。クロマニョンと一緒にいてもキモイだろうし、不便かけるだけだからさよならするね。今までありがとう。バイバイ。」
そう言って電話を切る。
慌てて席を立つ彼氏。
私を見つけてこちらに来る。
彼氏「どういう事?別れって、俺何かした?」
私「うーん…。まだ気付かない?」
彼氏「訳わかんねぇよ!何なんだよ!ハッキリ言えよ!」
私「私ね、右足義足なんだよ。ハンデを背負ってる事は追々話していかないとと思ってたけど、貴方がそう言う考えなら荷物にしかならないし、嫌な障害者と一緒にいても貴方の為にならないでしょう?」
彼氏「は?え?義足?何それ聞いてないよ。」
私「うん。今まで言えなかったからね。だから、ごめんね。バイバイ。」
そして立ち去ろうとすると、私の前に立ちはだかり行く手を阻む。
彼氏「ちょ…待てって、障害になるって、何か誤解してない?何の事?」
私「「翼の前に足りないものがあるだろー」って言ってたよね?ガイジきめぇって。」
彼氏「はぁ?何それ?知らねぇし。」
隠蔽する彼氏に嫌気がさし、嫌悪すら感じ始めたので「二枚舌な人は私の好みではないので失礼させて頂きます。」と言って、友達と別の出口から立ち去った。
その日、鬼電+鬼メールが来たけど着拒&メアド変更してから静かになった。
自宅は知られていないので凸は無かった。
半月程して改めてネトゲにログインすると、ギルドのメンバーからPVルームへ拉致られた。
そこでいきなり殺され、罵詈雑言浴びせられ、どう言う状況になってるのか改めて知らされた。
・彼氏君から話は聞いた。
・あんないい子を裏切るなんて酷い。
・二股とか最低だクソビッチ。
・ゆるゆるガバマンの上にビッチとか終わってる。
チャットのログを見る限りそのような事を書かれていた。
内容を記録として取り、後日事実無根のハラスメント行為として報告し、サブ垢作ってアイテム受け渡しをしてからキャラクターを消した。
私をフルボッコにしたギルドの人達は、何故か突然アカウントが凍結されたと某SNSで全体日記を書いて愚痴ってた
397 :395◆nxAHHlS/46Hd :2014/08/30(土)01:06:26 ID:uxoidM7iT
続き
ギルドメンバーの某SNS垢は友達の携帯とSNS垢を借りて検索して知った。
友達も私もネットの祭りとか好きなゲスな性格なのでニラヲチしていた。
暫く経ってから2ちゃんっぽい掲示板に「○○鯖にいる姫を晒すスレ」とかってスレッドに私のゲーム関係を書いてるブログを晒されてたと言う事を知った。
見に行ったら、スレ住民から対して反応されなかったのが悔しかったのか、しつこく書いて「私怨乙wwwwww」と笑われていた。
全て彼氏がやっていた事だと後日知った。
共通の知り合いを一人だけ作っていたのだが、その人に謝罪したいので連絡を取って欲しいと取り次ぎがあったそうだ。
第三者のその人を同席させて話し合いをした。
話し合いは謝罪と土下座をされ、寄りを戻して欲しいと言われたが「自分の方が無理です。諦めて下さい」で終わり。
帰宅した後にピンポンがなった。
チェーンをかけて扉を開けると、そこには彼氏がいた。
「おい、開けろって…なぁ、話し合いしようよ。なぁ…いいからこのチェーン外してくれよ、」
と血走った目で言われたので玄関に置いてたバラの香りがする消臭のスプレーを吹き付けて、彼氏がドアから離れた隙に扉を閉めて鍵をかける。
ガンガン扉を叩きながら尚も開けろと言う彼氏。
謝罪を受ける際、持っていってた録音機器を玄関に置いていたので録音開始。
・ゲームで色々世話してやったのに恩を仇で返しやがって
・顔も性格もブス
・体系寸胴
・付き合って貰えただけでも感謝しろ
・解ったら最後に一発ヤらせろ
・ブログ晒されただけじゃ足りないか
・今度は顔写真と名前を出会い系に晒すぞ
こんな事を喚いていたので警察に通報。
少しして警察が到着。
彼氏は警察に痴情の縺れと報告して帰って貰おうとしていたが、警察への電話は繋げっぱなしにしていたので、随時無線で連絡を受けていたお巡りさんには通用せず、そのままお持ち帰りして貰った。
彼氏は警察にこってりと絞られたようだ。
証拠としては弱いかも知れないが、ゲームのチャットログやら、今回の録音やらが揃った所で、彼氏を名誉毀損で訴える為に弁護士を探した。
本気で訴えるのではなく、訴訟されたくなかったら二度と近付くなと言う事を示談で提示したかった。
弁護士さんも苦笑いしながら「出来るかは解りませんがやれる限りはやりましょう」と引き受けてくれた。
続く
※長くなってすみません。あと一回位です。
398 :395◆nxAHHlS/46Hd :2014/08/30(土)01:32:34 ID:uxoidM7iT
続き
弁護士さんから内容証明を届いた後、彼氏のご両親が出てきた。
後日改めて弁護士事務所で彼氏のご両親と私は面会。
証拠資料と音声を聞かせると、母親は目に涙を溜めていた。父親は顔を真っ赤にしてプルプル震えていた。
「うちの息子がご迷惑おかけしました。息子については貴方の気の済むように対応してくれてかまわない。慰謝料と言うならどんな事をしても払います。」と言われたので私の意思を伝えた。
「私の願いは、今後一切の接触禁止。私に対する虚偽の噂話の情報修正。慰謝料はいりません。」
彼氏のご両親が「せめて弁護士費用だけでも負担させて欲しい」と言ってきたので「お金で解決出来る事と出来ない事があります。私の信用はお金に代えられないものです。私は虚偽の訂正と接触さえなくなればそれでいいんです。」と伝えた。
彼氏のご両親は終始バツが悪そうな顔をしていた。
事務所を出る時、深々と頭を頭を下げられ帰って行った。
全てが終わってから、私は都道府県を二つ跨いだ所に引越した。
仕事はパソコンの接続環境さえあれば請け負えたので転職しないで済んだ。
共通の知り合いから六年前に聞いた範囲でしか解らないですが、一連の出来事の後、彼氏は彼女作れず、学校を辞めさせられ定職にも就けず、自宅警備員をやっている。と言う所まで聞きました。
私はと言うと、五年前に仕事を通じて今の旦那と知り合い、一昨年結婚して昨年の暮れに一児の母になりました。
長くなりましたが以上が冷めた話です。
スレチだったら申し訳ないです。
※会話の内容はおおよそ覚えてる事を書いたので多少違っているかも知れません。会話は方言を標準語に直して書いてます。
399 :名無しさん@おーぷん:2014/08/30(土)07:52:11 ID:VRMp0P8F0
「私怨乙www」のくだりがリアルだねぇ
私怨のって何故かスルーされるよね
しかし、自宅を見付けるために
後をつけてくるとか怖すぎ
長文だけど読みやすかった
400 :395◆nxAHHlS/46Hd :2014/08/30(土)10:42:38 ID:uxoidM7iT
>>399
後を尾けられたのは迂闊でしたし、完全に私の判断ミスでした。
ゲームブログは殆どがスキルの説明や「○○の砦を今週は攻め落とした」系を書いてたりするもので、アフィも貼ってない純粋にゲームが好きってだけのブログだったので、当時言われていた姫に該当しなかったのもあるかと思います。
そこの板は大抵がキャラのSSやチャットのSSまで取って晒したりしてる所だったので、その証拠もなくただブログアドレスを載せて「こいつ痛い」って何レスか書いてたら逆に痛い奴と思われるだろ。って感じの流れでした。
ネトゲオタクと最初に公言しましたが、現在は家事、育児が楽しくてネトゲやってる時間が惜しくて引退してます。
楽しみを見つけたらそれに全力投球してしまう性格なんです。
それが項を成してPCで出来る仕事を持てたのも幸運でした。
外で仕事をするみたくハンデを気にしないで済んだので、そこは良かったと思います。
今の旦那もマイルドにですがネトゲやらアーケードやらPSやらのゲーム好きな方なので、子育てが落ち着いたら時期を見て、趣味の一環として新たなアカウント作ったりしてゲームの時間を復活させるのも良いかな…?とは思います。
旦那と要相談ですが。
朝起きた時に「今更だけど私の容姿についてどう思ってる?」と旦那に聞いた所「沖縄系だよね。俺は可愛いと思う」と言われた。
最後ノロケですはい。