いま、スーパーのフードコートでこれ書いてるんだけど、目の前に座っているおばあさん二人が、持ち込んだ大量のミカンをむき始めて食べ始めた……なんちゅーフリーダム。
オイドンは、汚れたテーブルの上で、イケダハヤト大先生の有料メルマガを読んでいたのですが、この感想は4号分読んでからやるとして、テレビ番組、小説、ブログエントリー、漫画、映画の感想で「つまらない」という一言で完結する人が多いけれど、これは大変もったいない! と、ふと考えたお話。
オイドンのブログにも「つまらない」というコメントは何度も何度もいただいてますが、それが一言書かれているだけだと「ああ、そうでうか」と終わってしまう。
「何がどうつまらないのか」「どこがダメなのか」まで書いてくれると、一気になる「なるほど!」と納得大納言です。
さらに、「ここを改善すれば、もっとよくなるのに」とアドバイスを付け加えたりリクエストしてもらうと、「ありがとうございます!」と大謝太政大臣ですわ。
太政大臣クラスのコメントは、製作者だけでなく、第三者にとっても面白いコンテンツになっており、単なる感想から「作品」になっているわけですね。素晴らしい!
読んでくれて・見てくれて、コメントをすることは大変ありがたい行為なんだけど、「つまらない」という一言は、何も生み出さないし、相手に喧嘩を売っているだけ。せっかくモヤモヤしたダーク燃料を持っているのであれば、「つまらない」という一言だけで周囲も自分も不完全燃焼させるよりは、突っ込んだコメントを書いて完全燃焼をさせたほうがみんなもハッピーになる。
え、いちいち書くのが面倒だって!? 無料のコンテンツを読んでそんな発言をするなんて、なんたるセコケチ! そう、逆に言えば「相手にお金を払った場合」だけ、「つまらない」の一言が許されると、個人的には思っている。もったいないのは変わりないけど。
余談になるけど、同じ映画作品でも、「お金を払って映画館で鑑賞」「レンタル料金を払ってDVDで鑑賞」「テレビ放送でただで鑑賞」では、意見や感想は変わってくると思うのよね。これは視聴者側の設定だけど。
オイドンは有料コンテンツ販売業をやったことがあり、顧客からの大量の感想を見ていたけど、お金を払っている人ほど「つまらない」という手抜き感想&誹謗中傷が少なかったのが印象的だった。住所も氏名、所属も書かれているので、誹謗中傷はなかなかできない環境だけどね。だけど、無料になると一気に文句が出てくるんだよな~
前に座っていたおばあさん達は「このミカン酸っぱいわ!」といって、帰ってしまった。オイドンも仕事を終えて、帰ります。てか、終わらせたいぉ。