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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

車いすに乗った死神

うむむむ。
・何を書いても構いませんので@生活板62

166 :名無しさん@おーぷん :2018/06/08(金)10:12:40 ID:zK3 ×
正確な年齢や正確な時期を完璧に覚えているわけではないので、年齢は記憶を頼りに算出した概算です
数年の誤差があったとしたら私の記憶違いか計算ミスによるものと思います
私の親族には車椅子に乗った死神がいる
その人は私の伯父で父の一番上の兄
結婚もせず既婚者の女性にちょっかい出して孕ませたりと私が生まれる前は散々好き勝手やったらしい
不倫相手の子供が生まれてから、不倫相手共々騙して捨てたりしてた
その罰が当たったのか、40代で脳梗塞で車椅子になった
どうせなら頭をやられればいいのに、頭だけはハッキリしていたことから不幸が始まった
祖父母が伯父の介護を始めたけれど、伯父には借金があった
祖父母は老骨に鞭打って働き借金を返す一方で、我儘放題の伯父の介護もした
無理が祟ったのか、二人共約5年ほどの介護の末に亡くなっている
私はまだ二歳か三歳だったので事情は何も知らないが、相当揉めていたという朧げな記憶だけが残っている
私がまだ小さく病弱で入退院を繰り返していたことで、父の兄(伯父の弟、以下次男)が介護をすることになった
祖父母の次に亡くなったのはメインで介護していた次男の奥さん
奥さんは小学生二人の子育てもあって、その上我儘な伯父の面倒で心労が祟り、風邪を拗らせてとのことだった
介護を初めて三年目になってすぐのことだった
伯父は我が家で面倒を見ることになった
施設に入れたらいいと言われるかもしれないけど、伯父の借金もあってそんなお金はどこにもなかったそうだ
次に亡くなったのは私の母
伯父は身長が178センチだったけど、母は身長145センチしか無かった
お風呂を求めて怒鳴り散らす伯父を母はなんとかお風呂に入れようとした
普段なら父がいるときに父が入れてくれるんだけど、その日は父が法事でいない日だった
私も手伝いながらお風呂に入れていたとき、母が手を滑らせて湯船に顎を強打した
母は意識はあったものの、ろれつが回らずうずくまったまま何分たっても動けなかった
私が知恵を振り絞って母方の祖父母に助けを求めようと電話帳を引張だしていたとき、癇癪を起こした伯父が腕を振り回して母をぶつ聞き慣れた音がして、同時に物が散乱する音がした
お風呂場に行ったら母は倒れて、そして亡くなっていた
母はまだ35歳だった
私は母方の祖父母に泣きじゃくりながら電話を入れ、祖父母が警察に連絡をいれたようで、その後家に警察の人が沢山来て、私は警察の人に連れて行かれて保護された
私の目の裏には母の姿が焼き付いていて、どれだけ泣いても目を押しつぶそうとしても消えなかった
保護されてる時に父が会いにきたけど私を連れて行ってはくれず、その後母方の祖父母が迎えに来てくれた
祖父母に引き取られてから父に会ったのはお葬式の時を入れて、三回か四回か
私を伯父から切り離すために祖父母は私と養子縁組をし、それからは父は一度も会いに来なかった
父は一人で伯父の介護をしてたけど、私が高校生の頃に亡くなった
父は54歳になったばかりで心不全だそうで、母と同じ、お風呂場で亡くなっていた
お葬式のときに見た父は、70才を超えていた伯父よりも年をとって見えて、ガリガリにやせ細っていた
伯父はその後また次男のところに行き、次男が亡くなってやっと施設に入ることになった
伯父は現在90過ぎていまだに元気に生きている
頭もまだハッキリしているそうだ
伯父は障害者なので医療費も税金もいろいろ免除されているが、年間1000万近くの税金を食いつぶしながら生きてることになるそうだ
何をどう計算してそうなるのな知らないが、何でこんな何の生産性も無い人間が税金で生かされ
働いて自力で生きてきた父や母や次男や次男の奥さんや祖父母が死ななくちゃならないんだろう
自己破産もできず、自分で生きていくことが出来なくなった人間が他人を食いつぶして行く前に
どうして安楽死という方法が選べないんだろう
自分のことを自分で出来なくなった人間のために、周りが犠牲になっていくのが当たり前のシステムに疑問を感じる
私は父や母のようになりたくないし、父や母のような人間を増やしたくないから絶対に子供は作らない