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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

お古の女

まあ、悔しいんでしょう。
・その神経がわからん!その39

570 :名無しさん@おーぷん:2018/02/17(土)12:03:35 ID:7wH
大学時代からずっと非モテ男理系六人組でつるんでいた。
順調に30歳過ぎまでモテ街道を歩んだが、ある年そのうち一人が婚活()を始めた。
「婚活とか無駄なことを…やめとけ」と揶揄する俺たちを物ともせず
奴は何と一年半後、見事に婚約した。
嫁さんは確か三歳くらい下だったと思う。売れ残りの変な女じゃなく普通の、結構カワイイ人だ。
それから誰言うともなく婚活ブームが始まった。
かく言う俺も始めた。
婚活市場へ行ってわかったことは、俺らなんか卑下するほど酷い物件でもないという事。
十二人と会って、二歳下の女性と交際を決め着々と結婚した。
最初から結婚を前提としての交際だから話が早く、半見合いみたいなもんだから俺には向いてた。
周囲も順に結婚して行き、気づくと六人組の中で残るは二人になっていた。
一人は六人の中では一番条件が良い、長身、顔が中の上、年収700のA。
もう一人は年収800だが、低身長で顔面が限りなくゴリラに近いB。
Aは高望みしていて相手が捕まらず、Bは「俺なんかどうせ無理…」のウジウジ系だった。
しかしBの方が先に交際相手が決まった。
しかも相手の女性はかつてAと会った事がある女性だった。
歳は二歳下、美人で学歴もまあまあ。何と向こうの方からBを気に入って押してきたらしい。
Bは「だまされてるんじゃないか」と及び腰だったが
紹介所から太鼓判を押され付き合うことになり、あっという間に婚約が決まった。
すぐに六人組でBの婚約祝いをしたのだが
AがBに絡む絡む。
「俺がフった女でよければどうぞ」「俺のお古」
「俺がOK出してたら今頃俺の女だった」「美人だけどババアだから断った」
「今3×歳だろ?子供産めねーじゃん。負債を抱えただけ」
と言いたい放題。Bの婚約者は呼ばず男だけの飲み会だったのが幸いした。
あまりに絡むんでB除く全員でAを糾弾して追い出し、店を変えて飲みなおした。
BはAと高校からの付き合いなのでかなり落ち込んでいた。
その後AはBにいろいろメールで追撃したらしい。
Bが婚約者の身に危険を感じ、やむなくA親に相談。
Aの攻撃は止んだが大事をとって結婚式は挙げない事になった。
俺の結婚あたりまではAも余裕ぶっこいてたんだがなー。
しかし「お古」って、一回会っただけの女をお古扱いしていいなら世の女に新品はいなくなるのではないだろうか。