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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

兄を追い詰めた父

……。
・その神経がわからん!その23

554 :名無しさん@おーぷん :2016/08/20(土)21:10:19 ID:rqQ
家を出た。
たぶん二度と帰ることはない。
原因は親。
医者なものでかなり傲慢で自分の都合よくいかないと許せないタイプ。
私の兄を後継にしようとして育てたが浪人×3でなんとか希望大学の医学部に合格。
散々家で罵られていた兄だったけど努力して努力して医学部に入れた。
が、親は3浪して医学部なんて屑だ。遅れている分を取り戻せと無茶を言い始めた。
金にものを言わせて現役の医師や新人医師を使って大学に入ったばかりの兄に英才教育という名の拷問を始めた。
大学の講義、家で家庭教師による指導、家では常に宿題を解く日々。
受験勉強以上に兄は追い込まれていった。
私と会話することもなくなりご飯も部屋で食べるか食べないかの状態になっていった。
そして大学に入ってからの最初の試験はトップになった。
ところが親はそれでも許せなかったようで遅れているのだから常にトップを取るのは当たり前だとピシャリ。
兄は分かりましたと返事をして部屋に戻っていった。
翌朝、兄が自殺しているのを母が発見。
悲鳴を挙げることなく父に報告し父が救急車を呼んだ。
死んでいるというのはすぐに分かっていたのだろうけど一切救命措置はしなかった。
その後に警察が来たりしたけど親は淡々と応対してあれよあれよと処理されていく。
私だけが泣くだけで親や祖父母さえも涙を見せず密葬で済ませて兄は骨になった。
それを父は海に散骨して墓に入れることさえしなかった。
私には兄はいなかったと思えと言うだけであとは日常生活に戻っていく親たち。
どうやってもその神経が私には分からなかった。
私は母の指導で看護師をしながら花嫁修業をしていた。
いずれは父が強引な見合いをさせてどこかに嫁がせるつもりだと思っていたから逃げることを決意。
友人に協力してもらい遥か遠くの病院の看護師募集に応募し採用されたのが少し前。
ようやく今は一人暮らしをしながら生活できるようになった。
あんな気持ち悪い連中と関わるのは生きているうちは絶対に嫌だ。
何が何でも逃げ切るつもりだし最悪兄と同じ道を辿ってでもあいつ等のもとに帰るつもりはない。
決意表明ということで書いた。
お目汚し失礼。