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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

妄想で生きていた

ああ、これは重症ですね。
・中二病だった頃の黒歴史晒してけ

246 :名無しさん@おーぷん:2016/08/19(金)20:51:39 ID:qKv
自分は実は魔族の末裔なんだと思っていて(思いたくて)視線だけで人が殺せる設定だった
でも心やさしくて誰も傷つけたくないから
いつもうつむきがちで内向的な子と思われてるという設定(実際は空気の読めない声のでかい馬鹿)
でも顔をあげるとすごい美少女という設定(実際は腋臭のデブス)
魔族界に住んでるエリート魔族に見染められていて
近々人間界を離れなければならない設定だったので、いつも悲しげな顔をしていた
周囲に「貴方は選べない二択を迫られたことがないのね」とか
「向こうに行くまでの短いお付き合いだけど、とは言っても人間にとっては長い時間ね、 ふふふ、とにかくそれまでよろしく」とか言ってた(しにたい)
授業中も入浴中もとにかく暇さえあれば妄想を続けた
妄想の中で順調に物語が進んでいって色々な敵と戦ったり、一度死んだりした
最終的にボスみたいなのがいて、そいつを倒してハッピーエンドを迎えたんだけど
その瞬間に憑き物が落ちたようにすーっと覚めた
でも妄想のスケールがあまりにでかく、冒険してた時間も長かったので(設定では10年くらい)
燃え尽き症候群みたいな無気力状態になってしまい、これはいかんと必死になって続編やスピンオフの妄想をした
だけど、何度やってもうまく妄想できない
「この設定は前にも使ったからダメだな」「このセリフは前にも言わせたから無しだな」
もっと心躍るような斬新な設定と展開を考えなくちゃ…と何日も悩んでから
ようやく自分の想像力を全部出し切ったことに気付いた
それからは現実を直視するようになったので
腋臭とブスはそのままだけど多少空気が読めるようになって体重も15kg減った
でもいまだに枕に顔うずめてバタバタするわ