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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

鯉を三匹逃がした

文学小説が書けそうな内容だな~
・今までにあった修羅場を語れ【その1

226 :名無しさん@おーぷん:2015/05/08(金)12:18:27 ID:dHF
流れ読まずに吐き出させてください
もう20年近く前の、僕がまだ中学生のころの話なのですが、近所に変わり者の老夫婦がいまして
鯉やふな、メダカを大量に飼っているので有名でした。
高級魚でなくすべて近所の川や用水でとったものだったそうですが、夫婦そろって大事に育てていました。
中学のころの僕はいまでいうアクアリウムに興味がでたころで、お年玉をはたいて用具を揃えていました。
ただ雑誌の綺麗なものを想像していたのに安物しか買えず、できても水槽はすぐに汚くなってと理想からは程遠い状態。
そのイライラもあって、安い魚を楽しそうに世話する老夫婦がうとましく思えました。
あるとき我ながら最悪なことに、老夫婦の飼っていた鯉を3匹、川に逃がしました。
なぜそんなことをしたかは覚えていませんが、いたずら半分だったと思います。
続きます。

227 :名無しさん@おーぷん:2015/05/08(金)12:21:00 ID:dHF
そんなことがあって10数年。僕はそのことをすっかり忘れ、就職して楽しく生活していました。
あるとき老夫婦のおばあさんが亡くなり、じいさんが水槽を片付けだしたことを聞きました。
僕は一度鯉のことを思い出しましたが、もう時効だと思っていました。
ところがその直後から、会社で妙な話を聞くようになりました。
上司や同僚の家に老人が来て、僕が昔、鯉にいたずらしたことを話していくというのです。
話すだけで何もしませんしすぐに帰ります。
しかしそれがとにかく不気味で、いつの間にかみんなは
僕のことも気味悪がるようになっていました。

228 :名無しさん@おーぷん:2015/05/08(金)12:22:28 ID:dHF
これがきっかけとなって会社には僕の悪い噂が立つようになりました。
中学のころたった1度のことなのですが、あんなに恨まれるというのは
いまでも何かしているのでは…ということです。
結局僕は居場所がなくなり会社をやめました。
4度じいさんに話しにいきましたが、いずれもあってくれませんでした。
家にはいるのですが僕だと分かると出てくれないのです。
それがだいたい5年くらい前の話で、いま僕は以前と似た職種の、給料はずいぶん安くなりましたが楽しい職場に就職できました。
けれどこのGWに、会社の同僚たちのもとにまたじいさんが現れたと聞いたのが
昨日の話です。

234 :名無しさん@おーぷん:2015/05/08(金)12:52:50 ID:dHF
正直若気のいたりだし時効だとも思っています
悪いことをしたとは思っていますが、あまり反省はしていません
ちなみに老夫婦が変わり者だといわれる理由は
・家がごみ屋敷(テレビで見るほどではないが庭に机や彫刻が山積み)
・犬を5匹以上飼っており朝の4時から鳴くのに黙らせようともしない
 その件で町内会から文句がいくと全部一度に処分した
・変わりに魚を飼い始めたら、水槽が塀になって駐車場が見えなくなる量に
 この緑ににごった水槽の壁が有名で小学校では「緑の家」といわれていました
・息子夫婦がシャブ売買で捕まる(息子夫婦とは仲が悪かったらしい)
・地元が福岡とかでお盆には近所にお土産をくれるけど絶対に期限が切れている
・そのお返しを持っていっても、食べ物だと食べずに捨てられる
といった感じです

239 :名無しさん@おーぷん:2015/05/08(金)13:20:29 ID:42s
若気のいたりで済ますならボケ老人のやる事だから仕方ないで済まさないとな
これは爺さんが死ぬまで付きまとわれてもしょうがない

240 :名無しさん@おーぷん:2015/05/08(金)13:28:04 ID:dHF
>>239
そのつもりですので今も仕方ないで済ませています
これはある程度議論が進んだら出すつもりだったオチなのですが
もう僕が袋叩きにあうだけで終わりそうなので書いておきますね
じいさんがいまも住んでいる家とその一帯は僕の家の持ち家です
はっきり言って出て行ってほしいのですが上記のとおり会ってくれないので話しが進みません
たぶん死ぬまで居つかれて、死んだあとの片付けも僕らでやると思います
以上です