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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

逃避先の職人ワールド

目に浮かぶな~
・その神経が分からん!その7

543 :名無しさん@おーぷん:2015/04/27(月)10:10:11 ID:x1P
うちの親は地域の伝統工芸の仕事をやってる
仮に地元が下駄の産地なら、うちの親は下駄の鼻緒業者みたいな職業
肝心の下駄自体が安い量販品に押されて全然売れないから同業者は軒並み廃業し、うちの親が
最後に唯一残った鼻緒職人になったらテレビや雑誌から定期的に取材申込みが来るようになった
同時に、テレビや雑誌を見て鼻緒職人になるのを決意したから
弟子入りしたいという変な人も定期的に湧くようになった
そう言う人ってアポなしでやってきて、初対面でこちらの都合も考えず
なぜか雇ってもらうこと前提で押し掛けてくるのが図々しい
ひどいのになると「住み込みでご飯食べさせて貰えれば給料はいりません!」とまで言うけど
なんで初対面の赤の他人に生活の面倒見てもらえると思うの
仕事やってる本人が「この職業はもう時代にそぐわない」と理解して廃業の予定も決めてあるのに
口調は丁寧だけど要約すれば「後継者になってあげます」みたいなこと言う人、自分がどれだけ図々しいかわからんのかな
大抵の人が結構高学歴だったりいい会社にお勤めしてるエリート系で物腰も上品なだけにびっくりする
役場で農業関係の部署で働いてた友達が
「農業経験ゼロで『プランターでトマト育てたことあります』レベルで
田舎に住んで農業やりたいという若者がよく来るけど、大抵は農業をやりたいんじゃなく
今いる場所が居心地悪いから見映えのいい逃げ場を探してるだけ」と話してたけど
うちに来る人も同類なんだと思う