経営が上手くいっていたらこんな事態にならなかったんだろうけど。
・その神経が分からん!その5
195 :名無しさん@おーぷん :2015/01/09(金)13:29:11 ID:jQ6
三人姉妹の長女。
妹ふたりは県外に嫁ぎ、地元にいるのは私だけ。
10年前に母を亡くし、7年前から実家で同居していた。
私たち夫婦には子供がいないが、夫と父がウマが合うみたいで
同居しても特に大きな問題もなく
父が要介護になってからも夫がよく手伝ってくれたりした。
妹ふたりは普段から「自分たちは何もできず、お姉ちゃん(私)に丸投げ状態なんだから
この家はお姉ちゃんがもらうべきだよ」と言ってくれていた。
私の実家は裕福ではなく、資産と言えば建売で買ったこの古い家だけで
資産価値としても大したものではなかったので
同居の対価としては申し訳ないぐらいだと言ってくれた。
相続は放棄するつもりだと言う言葉は
私にとって嬉しくもあり、安心でもあった。
そして3年前、その父が亡くなった。
事前の話通りに妹ふたりは相続を放棄すると言ってくれた。
その手続きのための書類を渡しておいたんだけど
下の妹がある日、連絡もなく突然やってきて
「お姉ちゃんごめん、どうしていいかわかんない」と泣いた。
何事かと思ったら、義弟(妹の旦那)が放棄は許さんと言ってるとか。
「法的に認められた正当な権利なのに放棄するってアホか」と。
妹なりに反論したけど、聞く耳持たなかったそうだ。
義弟は自分で商売をやってるんだが
倒産の危機とかそういう事でないにしろ、あまりいい状態ではなかったらしい。
「今は金はいくらあっても助かる」と。
父の保険金の受取が「私5:上の妹2.5:下の妹2.5」になってて
約500万は受け取ってるんだけど、それ以上に“貰えるもんは貰う”と。
それで喧嘩になって、義弟から家族の為に必要な金と姉妹の愛情と秤にかけて
姉妹が大事なら実家に帰れと言われたらしい。
家はほぼ価値がなくて、土地を3等分したって一人分は大した額にもならない。
それでも寄越さなきゃ商売ガーとか言うなら、そもそもその商売ダメでしょ。
と言いたいのをこらえ、相当額を現金で一旦妹に渡し
そこから先は妹に任せることにした。
それで一段落したようだったが、その時の対応は妹の心にしこりとなって取れなかったらしい。
それから一年ぐらい経って、妹夫婦は離婚した。
それまでに積もり積もったものがあって、なんとか乗り越えようと頑張ってたけど
父が死んだときの対応で爆発してしまったんだと言ってた。
嫁が夫の遺産相続に口を出す話は腐るほど読むけど
男でも同じようなのがいるんだな~と思った出来事。