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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

自殺する女

最後の一文で、ひっくり返った
・今までにあった修羅場を語れ【その5】

350 :名無しさん@おーぷん:2014/09/27(土)16:33:47 ID:1iMenL6Th
つい最近あった修羅場
築40年のマンションに住むAさん一家(Aさん(40代女性)・父・母)
日曜日の朝、マンションに響く大音響、直後に玄関から飛び出したAさんが半泣きで渡り廊下から飛び降りようとした
大音響に驚いて様子を見に外へ出た両隣の住人が咄嗟に押さえたけど、あわやAさん含む2名が階下に落ちそうになった(落ちてたら死亡確実)
その後大泣きしながら事情を喚き散らすAさんに対し、父親は憤慨して室内にUターン、母親が必至にAさんを慰めていた
以下、Aさんが語った内容+マンションのスピーカーおばさんの補足による事件の真相
Aさんには幼馴染のBくんがいた。生まれた病院が同じということで小さいころから仲が良く、小中高と同じ学校に進学し、卒業後は結婚の約束までしていた。
高校卒業後、国家公務員となったBくんはAさんの家に挨拶に向かうが、Aさん父母が強硬に反対。理由はBくんが近所の市営住宅に住んで、母親と二人の母子家庭で、大学に行かず高校で就職した国家公務員だから。
当時はバブル全盛期で高校卒業後は大学に進学するのが一般的、高卒で就職するにしても民間で給与の良いところにするのが普通で、就職倍率1%を切っていて給与も安い公務員では娘を幸せにできないというのが父母の持論だった。
AさんBくんは何度となく親を説得するが、Aさんの父母が首を縦に振ることはなく、Aさんも両親と絶縁してまでBくんと一緒にはなれないとのことで、二人の仲はそこまでとなった。

351 :名無しさん@おーぷん:2014/09/27(土)16:34:59 ID:1iMenL6Th
(続き)
その後Aさんは結婚を前提とした交際を何度かするも、色々と不都合が重なってこの年まで独身を貫いた。
結局騒ぎのあった朝、朝食を食べながらAさん父母が「孫の顔が見られなかった」「寂しい老後になりそうだ」と呟いたことでAさんが爆発!泣きながら食器棚やタンスをひっくり返し大暴れした挙句、マンションの通路から飛び降り自殺しようとしたというのがことの真相だった。
実はAさん数日前にBくん一家(Bくん・奥さん・子供二人・母親)を近所のファミレスで目撃していた。BくんはAさんと破局した後、職場の同僚と結婚、近所のマンションを買い母親を引き取って暮らしていた。
Aさん「孫孫孫って私の結婚を邪魔したのはアンタ達だ!この間Bくん一家を見た!奥さんとお母さんと子どもたちと仲良く食事してた!本当ならあそこに座っていたのはアタシとアタシの子供だった!散々邪魔したくせになんで今更そんなこと言うの!」
「Bくんたちが食事してるのを見ながらファミレスで夕食とってたアタシの気持ちがわかるか!!!二人で悠々とお芝居見に行って、アタシはファミレスで寂しく夕食とっていた!!アタシの気持ちがわかるか!」
あの日以来、Aさんは何事もなかったように毎朝通勤している。俺の修羅場は隣で大きなものが倒れる音がして、玄関出たらAさんが手すり乗り越えようとしてたんで、咄嗟にしがみついたらAさんごと落ちそうになったこと。直後にもう一人反対側のお宅のご主人が加わったけど足が浮いてもうダメかと思った。Aさんが喚いている横で半分腰が抜けた状態で座ってたよ。ちなみにAさん一家から謝罪も感謝の言葉もいまだにない。