Hagex-day info

紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

変質者との対決

本当かもしれないけど… 本当かもしれないけど…
・今までにあった修羅場を語れ 4

903 :おさかなくわえた名無しさん :2013/08/27(火) 11:52:37.46 ID:R9oqJWfu
プチですが大学進学のため県外で一人暮らしを始めてから最大の修羅場。
バイト帰り23時頃、学校の実習の関係と、自転車を盗まれた直後ということでスーツ&徒歩だった。
自宅近くの住宅街の帰路を歩いていた。
喉が渇いたが、家にお茶を作っていなかったのを思い出しそばにあった自販機でコーラを買った。
買っていると自販機の奥5m先からこちらを眺める男がいた。
暗くてよく見えなかったが男はロンTの様なものを着ていて、その下からは素足がのぞいていた。
「お風呂上がりで短パンかなんか履いてんのかな?」と目を合わせないようにしてコーラを飲みながらまた歩き出した。
後ろから近づく足音。
「これは…うん、どうしようかww」
走ってもどうせ慣れないヒールで追いつかれるし下手したら転ぶし
どうしようどうしよう。そうこう考えてるうちに追いつかれ、後ろから
「いいお尻してるね…ハアハア」
おっふ
大学に入って10キロ太ったためパツンパツンのスカート、安産型のデカ尻がそんなに気に入ったのかコイツは。
無視してケータイを取り出し、男友達に電話をかける私。(ここで警察を呼ぶ勇気がなかった)
「ねえ!なんか変質者がついてくるんだけど!キモイんだけど!助けて!www」と大声でなるべく近所迷惑になるように言ってみた。
「は!?お前今どこにいんの?」
と電話の向こうで聞こえていたが耳元ほぼ0距離で男が囁く。
「ハアハア…なあ…俺今年ハタチになんだよね…十代最後の俺の○ンコ見てよ…」ぎょっとした。
短パンだと思っていたが男は下半身を露出していた。
でもこのくらい自分で対処しなくちゃと最高にテンパリながら思った。男の下半身をチラっと見るフリをして
「ちっさwwwwこんなの見せてよく恥ずかしくないね?ww」
言ってしまった後で「やっばww逆上されたらどうしようwww」
と冷や汗ダラダラ心臓バクバクになった。が、男の反応は斜め上だった。
「うへぁ…///ハアハアハアハア」
ドMだったらしい。

904 :おさかなくわえた名無しさん :2013/08/27(火) 11:54:11.02 ID:R9oqJWfu
続きです。
やべえ、コイツはガチでやべえ
電話の向こうで「オイ!大丈夫か!オイ!」
と男友達が叫んでいたのを、「ごめん、またかけるね」と切り、家がバレたらまずい、とにかく大通りに出なきゃ と人気のある所に出ようと足早に歩き出した。
当然男は付いてきて、スカートのスリットから手を入れられ、局部をわしづかみされた。
ちょwデリケートゾーンなんだからもっと丁重にだなwじゃなくて、触られた瞬間ブチ切れた私。
「氏ねゴルァ!!」
と手に持っていた先程買ったコーラを男にぶっかけていた。
さらに男がひるんだ瞬間顔面に右ストレート。
非力な女子に殴られただけなのに道に倒れ込む男。
男はムクりと起き上がり、「ヂ…ヂカヂカする…濡らさんでもいいだろ…」
と震え声でボソっと訴え、逃げて行った。
「そこ?」
と思わず声に出た。
出た瞬間、恐怖が戻ってきて脚がガクブルw男友達に電話をかけた。彼はすぐに飛んで来てくれ、「大丈夫か?何された?心配させんな!チャリ買え!すぐ買え!バカヤロー!」と叱った。
その後警察に洗いざらい事細かく男と私のやり取りを聞かれ
「十代最後の俺の○…○んこを…(略」
「ここのしぶきの跡があるとこでコーラをかけて…『氏ね』と言い、右からグーで…(略」
と正直に全部話していたのをすぐ横で男友達が聞いており、ドン引きされたのが第二の修羅場。
好きだったんだよね。
そんな私だったのに、うちのベランダにはそいつのパンツが今日も干されています。

908 :おさかなくわえた名無しさん :2013/08/27(火) 12:03:24.79 ID:R9oqJWfu
最後です。
ちなみに殴ったことは刑事さんに叱られました。「相手が刃物持ってたらどうするの」って。
人生で頭に一気に血が登るってのを初めて体験した。今まで本当に平和に生きてきたんだろうなあ。自分が怖い。
でも、「ちっさwww」と蔑んだことはめちゃくちゃ褒められました。「俺だったらもう立ち直れないね!ガッハッハッハ」と笑ってました。
半年後くらいに警察から連絡が来た。
男が捕まったと。余罪がたっくさんあって、自分で供述できたのは20件くらい。たぶん100件くらいはやってるらしいけど。
その中でも私のことはハッキリ覚えていたそうで、また私が描いた似顔絵が似ていたらしく、犯人も「ほぉ〜似てますね〜」と言っていたらしい。のんきか。
でも、証拠が何一つ出て来なくて、裁判では勝てないだろうと、被害届は出せませんでした。
悔しい。