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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

温泉は不潔!?

もう10年以上も前の話。インドの首都ニューデリーから列車に揺られて12時間、聖地バラナシにやってきた。バラナシといえば、インド亜大陸の動脈といえるガンジス河で有名だ。
朝の5時に到着し朝日は眩しい。駅前は鉄道に荷物を搬入する人間、50頭近く山羊を連れて移動する少年、そしてお馴染みの乞食と客引き軍団。動物の鳴き声と人の怒鳴り声が飛び交い、金曜日の歌舞伎町もビックリの状態だった。
バラナシ駅から街の中心部に移動するため、見知らぬイギリス人のバックパッカーを捕まえて、一緒に乗り合いトゥクトゥクで向かう。
お目当ての宿はあるのだが、場所はわからず。そこら辺に歩いている少年に場所を聞くと、「そんなホテル知らねぇ、俺の知っているホテルに来い」と、インド旅行者が100万回ぐらい聞いたことがあるセリフが返ってくる。勝手に荷物を触るので「俺に触るな、ボケ」というと、少年は「ここはインドだぞ、俺たちの国だ! ぶっ殺すぞ!(kill youって本当にいってた)」と答えが返ってくる。まあ、乱暴な言葉を使っても、所詮小学三年生ぐらいなので、無視して自力で宿を探してチェックイン。窓を開けるとお隣の壁が、シャワーは水しかでない、トイレは自分で水を汲んで流すという、素敵な部屋だった。ちなみに夜は巨大なトカゲとゴキブリがでた。
12時間近い列車移動で体力と精神力は限界だが、朝のガンガーが見たいので、フラフラになりながらガート(沐浴場)に向かう。
ガンジス河が見えてきた。川幅は広く水量は豊で、珈琲牛乳のような色をしている。現地のみなさんは、いそいそと沐浴をしている。一方、渡し船屋、お土産物屋、ホテルの客引き、よく分からない人間が、観光客を見つけると、ロメロのゾンビ映画もびっくりな勢いで迫って、営業トークの言葉をマシンガンのように浴びせかける。
あのガンジス河を観た! という興奮はあったが、あまりにも疲れたのでホテルに戻って仮眠をし、昼に起きてガンジス河を再び見にいく。
朝は見かけなかった、紙粘土を黒く塗って「大理石のガネーシャ像だよ」と観光客に声をかける親父。青空の下、壁に鏡を貼り道に椅子を置いただけのワイルドな床屋。歯をたくさんならべて、ペンチをパチパチして座っている歯医者がいた。彼らの脇を通り抜け、ガンジス河に向かう。
沐浴場は相変わらず人がいっぱいで、腰まで水につかり両手を天に向かって広げ祈っている中年女性、腰をずっと沈めたまま瞑想している老人、頭に水をつけて会釈するという動作をずっと続けている男性など、それぞれのスタイルでガンジス河と触れていた。海水パンツで泳ぐ旅行者の姿もあった。
インド人曰く、ガンガーは聖なる河。その水には殺菌作用があるので、生水で飲んでもコレラや赤痢にはならないという。
しかし、沐浴場から上流に向かって少し歩くと、有名な火葬場がある。薪を積んで遺体をのせて焼く。ある程度焼けたら、灰も骨も、残った肉もガンジス河に蹴落としてしまう。
火葬場に向かって歩いていると、小学1、2年生ぐらいの少年達に囲まれて「金をくれ」「火葬場に行くには金がいる」「何かくれ」と、クレクレ攻撃を受ける。そしてこちらが日本人とわかると、日本語の放送禁止用語を連発して気を引こうとする。どの子も歯の状態が悪く、喋る度に黒い虫歯が見えていた。
「入場料が必要だ!」と連呼され、熱い太陽のせいで判断が鈍ってきて、お金を払った方がいい気がしてきた。ふと、近くにいる白人を見ると、首を横に振っていたので「誰が金を払うか、ボケ」と吐き捨てる。インドではイギリス人とイスラエル人に度々助けてもらったので、この2国の印象はすこぶる良い。
何とか火葬場までたどり着くが、到着したときは、すでに処理が終わったあとだった。
喉が渇いたが、近くにソフトドリンクを売っている店はない。いっそガンガーの水でも飲んでやろうかと思うが、そんな危険を冒すことはできないので、クラクラしながら売店でコーラを買う。また売店の兄ちゃんがぼった値段を言ってくる。もし私がショットガンを持っていたら、即座にぶっ放してコーラを飲んでいたと思うが、幸いなことにショットガンもピストルも持っていなかったので、交渉し、10倍ぼったくりから2倍ぼったくりぐらいに値切ったところで、金を払ってコーラをもらう。瓶の返却が重要なのか、売店の兄ちゃんは「絶対に瓶を返せよ!」と何度もいうので、目の前で空瓶をわってやろうかと思うが、素直に空瓶を返す。もちろん、彼から「ありがとう」の言葉はなかった。
バラナシは5日ほどいた。火が通った料理しか食べず、大麻入りヨーグルトドリンク「バングラッシー」も飲まず、衛生面でも気をつけていたが、「バラナシ自体は街が不衛生」ということで、見事に下痢地獄に陥る。下痢という時限爆弾を抱えて、数百キロ離れた「タージ・マハル」と「アーグラ城塞」を見にアーグラに行くのだが、それまた次の機会にでも。
日本に帰国後も下痢が止まらないので空港の検疫所に直行。職員の人に問診を受けたのだが「ガンジス河で泳ぐ人がいる? そんなの気が狂っている!!」と職員の人は吐き捨てるように言っていた。

つまり何が言いたいかというと、今回のエピソードに出てくる危険性・衛生面の問題は、ガンジス河に比べると大したことないので、あんまり気にする必要がないということ。
衛生面で神経質な私でしたが、インドに行ったら、そんなことどーでもよくなった。

604 :名無しの心子知らず:2012/12/08(土) 12:31:17.71 id:SZhBPSRS
流れ読まずにごめん。
昨日家族でスーパー銭湯に行った。
小3の娘と露天風呂に入ってほっこりしていたら20代前半くらいの女の子2人が入ってきた。
他にも同じ浴槽に幼稚園くらいの子が2〜3人、みんなおとなしく(数かぞえたりはしてたが
大きい声ではない)入ってた。
女の子が入ってきて1分しないうちに1人の子が立ち上がって
「ごめん、私他行くわ。子供と一緒にお湯に入るのやっぱり我慢できない、おしっことかされてそうだし!!」
と大きな声で言って他のお風呂に行った。
すっごく気分が悪かったよ。そんなに子供が嫌ならスーパー銭湯なんかに来なきゃいいのに。

605 :名無しの心子知らず:2012/12/08(土) 12:42:25.35 id:L47aZzK4
>>604
家風呂で我慢しとけって思うよね
大体子供以上の伏兵のシモがゆるくなったババアが山ほどいるのに何を言ってるのかとw
立ち上がったりするだけでチョビチョビ漏らす人間だらけなのに
知らないというのはなんと幸せなことよ

606 :名無しの心子知らず:2012/12/08(土) 12:47:19.96 id:Dkg43X2j
>子供と一緒にお湯に入るのやっぱり我慢できない、おしっことかされてそうだし!
こどもどころか、大人のすらしょっちゅうあることだって
教えてやりてえwwwwwwww

607 :名無しの心子知らず:2012/12/08(土) 12:57:40.63 id:pOp0nWEb
知らんかった…ぐぐってきた
お年寄りってそんなにゆるいものなのか
高齢者用オムツはかなり進行した人用だと思ってた
別にいいけど
幼稚園くらいだとプールはともかく浴槽でおしっこはないよね?自信なくなってきたw
子供三歳のとき洗い場でうんこされちゃったことあるけど

608 :名無しの心子知らず:2012/12/08(土) 13:05:32.07 id:ru2nY9Ts
アラフォーだけど、咳やくしゃみ、ジャンプなんかで漏れまくりなので尿漏れパッドは必需品です

609 :名無しの心子知らず:2012/12/08(土) 13:09:46.52 id:L47aZzK4
>>607
幼稚園児なら風呂での失敗はほぼない
差し迫っても風呂から飛び出て床にする
そこは子供にだってパンツをはいているプライドあるから
プールはどうしても体が冷えるしぬれた水着は難易度高くてまだまだ厳しいけどね

610 :名無しの心子知らず:2012/12/08(土) 13:15:18.79 id:SZhBPSRS
楽しそうに数かぞえてた子が悲しそうにお母さんに
「○ちゃんお風呂でおしっこなんかしないよ。トイレでちゃんとできるのに・・・」
って言ってたのがかわいそうだった。
その20代女の片割れは気まずそうに会釈してその子のあとを追いかけて出て行ってた。
お年寄り満載のジャグジーに入ってたから、>>605さんたちのいうような結果になってればいいのに!!