これはビックリするな〜 ただ、大事な問題ほど、いろいろと相談した方がいい結果が生まれるよね。
・今までにあった最大の修羅場 £63
233 :名無しさん@HOME:2012/10/22(月) 14:52:34.35 0
現在進行形の修羅場。
父急死。
母茫然。
自分は哀しみを脇に置いて葬式を取り仕切る。
葬式が始まる直前に見知らぬ若い女性が
「父に焼香させて下さい。」と
自分の父を「父」と呼ぶって?
あなた異母妹?何?意味わかりませーん!
と大混乱の自分。
茫然自失で泣きじゃくっている母の耳には
入れてはいけない!と咄嗟に思い
「お話はあとでお聞きします。一般焼香で
よろしければどうぞ。」と対応した。
これでよかったのかな。
一段落したら会って話がしたいと言われています。
メンドクサイことが起こりそうな悪寒一杯。
286 :233 1/3:2012/10/23(火) 10:36:17.91 0
続きです。
葬儀、皆で会食、同日初七日法要のあと、列席者が
三々五々辞去するなか、父の兄(以下伯父)が
「あの子は末席でも親族焼香させるべきではなかったか?」
と言い出しました。
自分はまたしても母に聞かれたくない!とその一心で
伯父を別室にいざない、自分「伯父様は何かご存じですか?」
伯父「うむ、弟(故父)から少し聞いていてね、認知しようと
相談されていた矢先だったんだ。」
自分は父と伯父は仲良くないと聞いていて、疎遠だったのに
変だな・・・と思いながら、自分「弁護士に依頼してとDNA鑑定の後、対応するのが
良いと聞きましたので、そのようにしようと考えています。」(ここのみなさんありがとう!)
伯父「体面を考えなさい。弟は大学、就職で地元を離れて長いから、我が家の地元での家名の重さを君は知らない。そんな醜聞は
わが家一族全体の迷惑になる。しかるべく金額をやって内々に
済ませた方が弟のためにもなる。」
と、ここで「こそこそ会話」をしていたことを不審に思った母が
部屋に入ってきました。
続きます。
287 :233 2/3:2012/10/23(火) 10:36:53.77 0
続きです。
自分は仕方なく、あらましを説明しました。
母は、それまで青菜に塩みたいにしおれてたのに、めきめき復活して夜叉のようになりました。
母「そ、その方の生年月日はご存知ですかっ!?」
伯父「えっと、たしか19xx年X月生まれって言ってたから
2X歳か・・・。」
母「・・・・ということは母親のお腹に宿ったのは、その40週前として
19X○年△月頃ですか・・・・。お義兄様、主人はその半年ほど前から
xx国に単身赴任しておりましたっ!赴任後1年間は、一時帰国もしておりません。
日本に不在の人が、日本の女性を妊娠させたとおっしゃるのですか?
当時のパスポートも自宅にございます。のべで3年ほどの赴任でした。
一時帰国も何回かしましたが、その時期に都合よく妊娠させたと
おっしゃるんですか?それにしてはその方の年齢とあいませんし、xx国は戒律の厳しいイスラム教国です。 その子の母親が単身で
夫について入国できたとは思えませんっ!私は夫を信じますっ!」
と啖呵を切りました。
思い出した。母は激怒するほど冷静に論理的に思考する人だった。
言ってることがつじつまが合っていました。そうだった。自分が小学校低学年の頃
石油関連の仕事をしていた父は、アラブのxx国に単身赴任していました。
続きます。
288 :233 3/3:2012/10/23(火) 10:38:28.32 0
続きです。
伯父が明らかにうろたえ出した。
「そ、そうか?成年月日を聞き間違えたのかな?弟に自分の子供だと聞かされていたので・・・。」
母「失礼ですが、主人とお義兄様はあまり交流されていなかったのに、いつ
相談されたのですか?」
伯父「えっと、あれはいつだったか・・・。」
母「ようございます。何が何でもDNA鑑定とやらで、主人の潔白を証明していただきます!」※1
伯父「いや、それはスキャンダルになる!」※2
母「主人の名誉の方が大事です!」※3
母がカコイイと思った。父急死後泣いてばかりだったので、庇わなくちゃと
思ってたのは、自分の思い違いだった。
以降※1〜※3の無限ループみたいな会話が続いて、自分はぼーっとしていた。
絶対ひかない母を相手に、伯父「この件は後日改めて話し合おう。今日はお暇するよ。」
と帰った。敗者の退場みたいだった。
母はファイティングポーズを維持のまま、今日に至る。
「弁護士はどうするの?DNA鑑定はどこに頼むの?おいくらぐらいかしら?」
と自分でググり始めました。
301 :233:2012/10/23(火) 11:02:47.95 0
今日はまだ休みを貰っています。
書きこんで、葬儀屋さんの集金を待ってたら、伯母奥(以下義伯母)が凸してきた・・・。
ただ今母が対応中、なんかお詫びかたがた
家出の報告っぽい。
322 :233:2012/10/23(火) 13:01:31.79 0
301の続きです。
義伯母帰りました。
結論は修羅場が伯父家に行ったようです。
義伯母の話
・お悲しみの中にとんでもない話を持ち込んだ伯父に
代わってお詫び申し上げる、と畳に額を擦り付けんばかりの土下座。
・思い当たるフシがあるので、伯父ーあの子の親子関係の
DNA判定を受けさせることにした。ただし伯父には内緒で
伯父の(日々寂しく枕に張り付いている)抜け毛を使用する。
このことは伯父には内緒に願いたい。
・結果によっては離婚も覚悟している。
・(家業はこの義伯母で持つと評判の、有名老舗割烹旅館。貫禄の女将です。)
家業も息子夫婦にもう任せられるから、この足で一度実家に戻る、と。
・伯父息子もこのことを聞いて恐縮している、伯父が自分達家族に
迷惑をかけないように約束すると言っている。
父の疑惑が晴れたようでほっとした。
母にはこんなことを一人で解決しようとするんじゃありません!と
叱られた。
二人して気が抜けたら、父を失った悲しみが改めて
どぉーーーっと押し寄せてきた。母と二人でしみじみ泣いた。
うっ・・・・これから最期にお世話になった救急病院へ
精算に行って来ます。